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JB23 トランスファーO/Hとローギアーセット組み込み

 JB23W 5型以降のトランスファーにプロスタッフZEALローギアーセットを組み込み。 同時にトランスファーO/Hを行いました。オイル交換はもちろんのこと、ボールベアリングやオイルシール、トランスファー内部洗浄・点検でした。ローギアーセットを組み込みにあたり、ケース加工やシフトフォーク加工を必要とします。 組み付け後は車両へ取り付けです。電動アクチュエーターの調整をします。 サスアーム・ピボット・スキッドガードを取り付け  オフロードサービス・タニグチ製、スキッドガードを採用。(フロント)鉄系の材質のため頑丈でしょう。板厚は約3.0mm。ボルトオン。ピボットのブラケットは損傷する前にプロテクションする必要があります。損傷がある場合は補修後、取り付けることになります。 取り付けボルトもセット。スキッドガード内にスペーサーを入れるタイプでした。締め付けナットはハードロックナットが設定されていました。 ピボットブラケットが損傷すると、サスアームに干渉する可能性があるので、オフロードへ赴く前にプロテクションしよう!

IMPS STUDY FIELD 祝4周年

2012年のグランドオープンから4年目を迎えたIMPS STUDY FIELD ジムニーの走行、アウトドアー・キャンプと会員であれば365日いつでも利用出来る。 会員数も増加中で、新しいメンバーと一緒にジムニー4x4をSTUDY!

2015 10.25 IMPS走行会 in 富士ヶ嶺オフロードコース 

秋、深まる中、色づき始めた景色の色の中で、じっくりジムニーで楽しめましたね! ジムニー歴20周年目にして大きなトラブルを起こしてしまって、心が砕かれた方もいます。 自分にとって、オフロードドライビングスキルが上がった!と認識された方もいます。 それぞれのテーマが交差するなか、気持ちは秋を通り越して、冬はどうする?なんてことも言いながら、、、IMPS走行会を閉幕したのでした。 ヨコハマタイヤ・ジオランダーMTワイルドトラクション7.00R16を装着。 早速、楽しんでいますね。空気圧1.2kpaのセッティングだったそうですが、タイヤ全体のケース剛性が低いという印象でしたね。トレッドショルダーからサイドウォールにかけてプロテクションが薄いようなので、サイドウォールへの障害物ヒットは気をつけたいところです。 ダンロップ・グラントレックMT2 7.00R16は低圧時のタイヤ変形とケース剛性のバランスが良い印象です。接地面の変形ぐあいも縦長に伸びるような手応えを感じます。ご存じの通り、MT2 7.00R16は当初からジムニー向けタイヤではない仕様ですが、JB23がリリースされた頃にIMPSデモカーにサイズが使えたので、車高セッティングを含め採用した経緯があります。タイヤそれぞれのキャラクターを楽しめるので、面白いのです。ロックもクロスカントリーでもタイヤの使い方を覚えるといいですね。  午前中から人気のROCKエリアで特訓中! みなさんメキメキ上達してきています。本当です。  よ〜いドンで競争か!?  トラクションデバイス、ローギアのセッティングを経て、戦闘力アップし、ビギナーさんも猛特訓中! 走行後のメンテナンスをお忘れなく。 また次回、4X4にシフトして楽しみましょう。

THE WORLD OF LOW GEAR

JA11トランスファーを用いてダウンギアを組み込み。ダウンギアはZEALダウンギアを選択採用しました。ギア全てを組み替えます。精度の高いダウンギアセットです。 IMPSではローギアーを組み込む際はトランスファーO/Hも同時に行っています。20年使用しているトランスファーではベアリングやシャフトが消耗しているためです。 ここのところ、カウンターシャフトに多く見られる消耗。カウンターギアのベアリングはローラーベアリングがスペーサーを挟むように組まれています。シャフト面とローラーベアリングの接触面に傷があり、さらに消耗が進みシャフト面が削られてしまっています。カウンターシャフトは新品に交換です。 ギアー全て組み替えによって、セッティング&フルオーバーホールとなります。組み付けはケース内寸を測定。インプットシャフト、カウンターシャフト(カウンターギア)、アウトプットシャフトのシム調整を行いクリアランスを適正値にします。 ダウンギア組み込みにより、ケース内にギアが干渉するためケース内部を切削加工します。 洗浄したケースを組み完了。ケースに外側にあるブリーダープラグを点検。フランジオイルシール、トランスファーシフトレバーシート、フランジロックナット全て新品へ交換となります。取り付け車両が入庫次第、ジムニーへ取り付けローギアーの世界へ入ります。 これからも快適なローギアードを楽しめることでしょう。

2015.10.25 4X4IMPS定期走行

今回は富士ヶ嶺オフロードコースにてIMPS走行会(コース貸切ではありません) 何度かIMPS走行会に参加しているメンバーさんは、それぞれ「テーマ」を持って行って楽しまれています。そのテーマは各自、様々でありますが、初めの頃の楽しすぎるクロカン走行の頃は過ぎて、、、こんどは「どうすれば?上手く乗り越えられるだろう」「タイヤのエアーダウンは、、、何?」「ゆっくり低速で、、、グリップって何?」 走行会までの時間は「テーマ」を考える時間だとおもいます。 走行会なので、考えるまえに走行する。まずは走行する。難しい話はあとでみっちりとする。当然ながら、ビデオ撮影や写真撮影などの記録もしています。なので、走行会の前にビデオカメラのセッティングもしますね。写真のカメラのスタンバイもしますね。 あとは、、、コースへ行く道中のジムニーのドライビング・ミュージックもiTunesでプレイリスト作っていきますね!朝はクラシック?朝からロック?朝もジャズ?帰りの夜は?眠気覚ましにロック?民謡? 初めてコース利用される方は地図の確認ですかね。ナビの設定。弁当に水筒の用意。 用意するものはたくさんありますが、、、 走行する「テーマ」を持っていくことを忘れずにしたいですね。

インジェクター診断・クリーニング

JA11純正インジェクターの診断とクリーニング インジェクター単体をIMPSまで送って頂き、点検していきます。 クリーニング前点検。噴射パターンの状態、噴霧の状態を点検。ピントルキャップの向きが3本揃っていないこともあります。 届きましたインジェクターの多くが、ガソリン燃料の漏れた痕跡があります。フューエルデリバリーパイプとインジェクターが取り付くOリングやインテークマニホールドにインジェクターが取り付く箇所からではないかと推測します。IMPSインジェクタークリーニングではインジェクターOリング、インジェクターフィルター(フィルター交換可のタイプ)ピントルキャップのパーツ交換も含まれます。 長期間インジェクターを駆動させていない物は、インジェクター内部に残留したガソリンが劣化し、インジェクター内部が固着し噴射出来ない状態の物もあります。 3本の噴射量を同時に計測して点検します。インジェクターの動作は12Vスタティックやパルス駆動にて作業を進めてきます。 3本の噴霧量の差が大きすぎるなどがないか点検します。インジェクターの機械的な故障は修理できません。  Oリング、インジェクターフィルター、ピントルキャップを交換していきます。ピントル部(インジェクター先端)は慎重に作業を進めてきます。クリーニング時はピントルキャップは取り外された状態で作業します。 クリーニング前の点検を終え、超音波洗浄槽に浸け、インジェクターを駆動させながら20分間洗浄していきます。 クリーニング後はパーツを組み付け、再び噴射量や噴霧状態などを点検し作業完了となります。 ジムニーのインジェクターの噴射を見えるのは嬉しいですよね。エンジン回転中のインジェクターの動きがイメージ出来る!?面白いわけです。

IMPSアルティメットL.S.D タイプ1を取り付け

JA11へIMPSオリジナルL.S.DのアルティメットL.S.Dをインストール タイプ1、2WAYの65度カム角を提案し、取り付け。 (リングギアは商品に含まれません。サイドベアリングは別途となります) 左右のリアドライブシャフトを引き抜き、デフキャリアアッセンブリーをアクスルから取り外します。  装備されていたデファレンシャルギアのバックラッシュを見ておきます。少しバックラッシュが多かったことが確認されました。 装備されていたのはL.S.Dでした 20年近く前の純正L.S.Dかと思われます。クラッチ部のフリクションディスクは左右合計4枚。コーンスプリング式。クラッチの容量が少なかったのです。差動タイミングや差動効果も良くなかった頃ですね。時代を感じます。  なので、L.S.DからL.S.Dへアップグレードです。 IMPSアルティメットL.S.Dタイプ1をリングギアに組みます。取り付けるボルトを適正に締めます。リングギアが歪むような取り付けはバックラッシュが適正でなくなるため、厳禁です。左右のサイドベアリングはスズキ純正部品にて新品を取り付けます。 デファレンシャルキャリアにL.S.Dを取り付け、サイドベアリングのプリロード調整をしたのち、リング&ピニオンギアのバックラッシュ調整。最低でも3箇所が適正値になるようにダイアルゲージで確認します。 アクスルにデフキャリアアッセンブリーを取り付け、左右ドライブシャフトを組み付け、ブレーキオイルをエア抜きし、試走後、完了です。 L.S.Dのアップグレードは感動モノです。トラクションデバイスのなんたるかを知ることになりますね。今では、IMPSアルティメットL.S.Dがスタート地点になっているので、その大きな恩恵の過程が速く良いのですが、すべり接続を体感する楽しみはL.S.DからL.S.Dにすることでよりわかりやすいものでしょう。新しいトラクションを得て、フィールドへ。

IMPS アルティメットL.S.D タイプ2を取り付け

4X4IMPSオリジナルL.S.DのアルティメットLSDはプレッシャープレート2WAYのカム角65度と55度の2種類を選択可能です。今回の取り付け(JB23W A/T)ではカム角55度のセッティングで取り付け。  ジムニーはアクスル前方より、デフキャリアアッセンブリーでデファレンシャルが取り外せます。 ノーマル状態のバックラッシュを見ておきます。  リングギア、サイドベアリング、サイドベアリングキャップ、ボルト類を取り外し洗浄し、IMPSアルティメットL.S.Dに取り付け。  デファレンシャルキャリアに取り付け。サイドベアリングのプリロード調整。 サイドベアリングプリロード調整後、リング&ピニオンギアのバックラッシュ調整。 アクスルに取り付け、LSDオイルを入れ、ブレーキ配管を取り外したので、ブレーキオイル交換し、各部組み付け、試走し、完了です。 装着後、コーナーリング、ターンインがスムーズに左右の差動を機械制御しています。アクセルの調整量に応じて、駆動力がすべり接続する幅が広めです。直進性も良好です。