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3月, 2021の投稿を表示しています

JB23W-6型 マニュアルトランスミッション オーバーホウル

JB23W-6型 162300km走行のマニュアル・トランスミッションからメカニカルノイズが大きくなっており、オーバーホウルを提案。予算があるのでメインシャフトの交換も提案。 カウンターシャフトを点検。大きな異常は無し。 トランスミッションケースの外観から以前にリビルドされた様子がありました。 メカニカルノイズの要因はメインシャフト3~5速ギヤ内径ローラーベアリング当たり面とカウンターシャフト1~2速ギヤ内径ローラーベアリング当たり面に傷が発生したためと、ボールベアリングの摩耗が考えられます。シンクロナイザーリング・キー溝の摩耗もハブ・キーと当たり音が大きくなると考えます。シンクロナイザリング摩耗によりシフトも違和感がある手応えとなっています。シフトフォーク・ブッシュの摩耗は注意しなければならない部分。 メインシャフトの分割部分がリダクションギヤを持つアウトプットシャフトとなっているので、嵌合部のローラーベアリングの摩耗が早いと推測。 シフトフォークブッシュを点検。対策品前のシフトフォークが組まれていました。シフトフォークブッシュが摩耗損傷する可能性が高く、ハブスリーブが送れない状態になりシフト不可となります。シフトレバーからの違和感が手応えとして感じ取れ、未然にシフト不可能状態を回避できました。 対策品に組み付けます。シフトフォーク先端に固い樹脂製ブッシュが差し込まれる形状に圧着されています。ハブスリーブとシフトフォークのメカニカルノイズを低減するための構造で、とてもしっかり作り込まれています。 各クラッチハブ(写真は5thハブ)をすべて点検。ハブスリーブのチャンファーの摩耗やシフトフォークはめ合い部分クリアランス点検測定。キーとキースプリングもすべて新品へ交換。 各ギヤ内径に組まれるローラーベアリング(左・交換前 右・新品部品)はアウターレースが樹脂製のタイプもあります。ローラーベアリング球に傷があります。組み付けではオイルを塗布しつつ、ローラーベアリングがアウターレースから外れていないことを確認して組む必要があります。 交換されたパーツ。 メインシャフトとメインシャフトアウトプットシャフトを新品部品へ交換組み付け。 カウンターシャフトに1~2速ギヤユニットが組まれるので、カウンターシャフトのローラーベアリング当たり面を研磨。シフトフォーク対策品新品部品へ交換組

1995年式 JA11V-5型 エミッションホース・メンテナンス & バッテリー交換

エンジン始動性が悪化。バッテリー充電性能が劣化。同時にエミッションホースとISCVソレノイドバルブを交換。 アイドリングを制御するISCVソレノイドバルブは定期的に交換するとアイドリングが安定します。ホースの取り回しに注意が必要なのです。 バッテリーを点検したところ、交換要判定。 バッテリーサイズを拡大。ストロングXとしました。

2021.2.28 IMPSクロスカントリー走行 & OUT DOOR DAY CAMP 開催予定

2021年2月28日 IMPSクロスカントリー走行とアウトドアーデイキャンプを開催予定。 IMPSスタディーフィールドにて開催予定。IMPS専用アウトドアーフィールドは会員制フィールドです。クロスカントリーコースセクションの修繕造成が行われ、初心者には厳しいコースとなりました。ジムニービギナーから上級者まで楽しめるレイアウトに。ジムニーのクロスカントリーセッティングもしっかりとした性能でなければなりません。IMPSスタディーフィールドはジムニーの4X4の仕組みを生かす走行方法を覚えることがメインのフィールドです。走行に有利な状況や不利なシュチュエーションは、代表的なクロカン地形をIMPS代表プロデュースにより造成され、走行毎に、あるいは繰り返し走行することでドライバーがジムニーをコントロールの支配下に置く楽しさを体験できます。 卸したてのJB64Wの現実的な走行性能を確認するも大切。はたまた、自作のキャンプ道具のテスト張り具合チェックに余念が無いことも大切です。各自、感染症対策を行った上で開催予定。 4X4にシフトして楽しみましょう〜