先日のIMPS STUDY FIELDでステアケースを乗り越える!トレーニングとなりました。 ステアケースは直角または直角に近い段差のことだ! アプローチはスロースピードで進入すること。選択するギアは1速で4WD:LOW。 助走距離は短くとること。車速が速いと前輪が段差に当たった時に後輪が空転し易くなるため。リアタイヤの空転により、走行ラインのズレも生じ易い。 なので、スロットルはスローで前に進める最小限度で進む。 前輪が段差に当たった時点でハーフスロットルまで踏み込む。 すると、前輪は段差の上へ昇っていく。 前輪の浮遊感を感じ取り、そのままスロットルをフルスロットルまで開く。 ドライバー視線はこのときすでに綺麗な空しか見えない。十分に地形を把握しておく。そして、後輪の位置を感じ取っておく。 後輪が段差に当たったら、スロットルをオフ。空転を抑えグリップを探ろう。 正しいスロットルワークがあれば、ジムニー全体が前方向に押し出される手応えを感じるはずだ。(上記ジムニーはオートマティック車) こちらのジムニーはマニュアルミッション車。前輪の浮かせ方も必要最低限で抑えていてスムーズだ。 ホイールベースが短いジムニーは腹下が段差に引っ掛かってしまいがち。フロントがポンと跳ね上げられば、フロントが落ちてこないようにスロットルを開け、後輪が登り切る手前でアクセルオフ。短い距離を後輪のみで進むわけだ! 引っ掛かってスタックしたら、ステアケースにバンパー下などがヒットしないように、ゆっくりソロリと降りよう!