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ジムニー・インジェクター診断クリーニング

JA11C F6Aエンジンに使用中のフューエルインジェクターの診断とクリーニングサービスを施しました。 こちらのフューエルインジェクターはノーマルスペック。長年使われ続けていたインジェクターの診断を行い、新品インジェクターへ交換されたパーツです。新品状態のインジェクターの状態をインジェクターテスターにて噴射量測定と噴射パターンの変更を行ってきました。 今回も定期インジェクター点検となります。 噴射量、噴射パターンの点検を行い、超音波洗浄。洗浄後、再び噴射量、噴射パターンを点検測定を行い確認します。 JA11 F6AやJA12/JA22 旧K6Aなどのエンジン燃料制御では、基本的に噴射量と噴射パターンの均一化が極めて重要です。インジェクター診断クリーニングを行うことでインジェクターの悪化状態を事前に把握することで、エンジン燃焼トラブルを回避。スムーズなインジェクターの動きでエンジン低回転から高回転域までスムーズに燃焼を促進。トルクアップにつながっていくのです。 JB64-1型 R06Aフューエルインジェクターの診断クリーニングの適合も完了しています。 ボッシュライセンス三菱製10ホールです。 ポート噴射のインジェクター先端はロングノーズ化となり、燃焼室へ噴射口を近づけています。シリンダーヘッド燃焼室に先端部が近くなり、未燃焼ガスによる汚れや、熱害が安定した噴射に影響を与えると推測しています。走行距離や使用頻度に合わせて定期的なインジェクター診断クリーニングが大切になります。