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JB64Wリヤサイドウインドウのセッティング

リヤ・ウインドウに機能性を装備  リヤサイドウインドウを開閉させるウインドウがセッティングされました。開閉可能になり、ジムニー車中泊などで朝のフレッシュエアーを室内に取り込みやすくなるので、機能性溢れるジムニーになります。  オランダ製のキットで、専用のアルミニウムフレームは剛性もあり、ガラスと密着性がしっかりしています。ボディーにフィッティングはフレームを接着。雨漏れの不安も無く、素晴らしい作り込みになっています。開閉タイプはポップアップの跳ね上げ式は鍵付きでキーを回すとレバーが解除されて、外側から開閉する構造です。パネルタイプの跳ね上げ式やウインドウガードもラインナップ。跳ね上げ式にサイドテーブルのオプションも有り。スライドウインドウタイプもあり、スライド窓は車室内から開閉する構造です。左右で2タイプをフィッティングしました。JA11やJA22のリヤサイドウインド、JB23/JB43用もラインナップがあるので、また次回セッティングを思案中です。

JB23W-7型 IMPS ZEROLINE N1サスペンションキットをセッティング

  IMPSゼロラインN1サスペンションキットをセッティング  ノーマルサスペンションの1G水平状態の車高はフロント下がりになっていますが、IMPSゼロラインN1サスキットでは車高は水平位置を設定しています。車高アップは約50mm。フレームからボディーの重量物が上方へ上がるため、ダンパー性能も容量もアップさせます。クロカン走行を想定しているので、サスペンションストロークも増やしています。リフトアップとは見た目だけではなく、悪路走破性向上が目的です。サスペンションセッティングの前に、ステアリング振れが発生したとのことで、フロントホイールハブオーバーホールと調整を行いました。トータルセッティングでは事前の基礎的な点検が必須となります。  タイヤの選択はジオランダーX-AT/195R16をセットしました。剛性の高いオールテレーンタイヤになっていて、サスペンションの働きに正確性が上がり良好です。普段の街乗りから、週末の未舗装路まで安心したグリップを楽しめることでしょう。

JB23W-8型 IMPS ZEROLINE N1・サスペンションキット

IMPSゼロラインN1サスペンションキットをセッティング  サスペンションキットはIMPSオリジナルショックアブソーバーF501、ゼロライン・コイルスプリング、強化ラテラルロッド・ゴムブッシュタイプ、IMPSフロントコントロールアーム、リヤ・ロングブレーキホースが基本構成となっており、よりセッティングを合わせるため、リヤラテラルロッド補正ブラケット(オフロードサービスタニグチ製)をセッティング。IMPSフロントコントロールアームでは、車高アップに伴うキャスター角セッティングにすると同時に、強化パイプ構造によりアーム剛性アップとなります。アームブッシュはスズキ純正部品を採用。適正なセッティングにより、ノーマル性能以上の操っていて楽しいジムニーにしています。(写真、奥に向かって路面がやや傾斜しています。1G水平状態ではありません)  セッティングではタイヤセッティングも行いました。ジオランダーX-AT195R16を採用。プライ数表示は6プライになっていますが、ナイロン+1となっているため構造的には7プライ。サイドウォール剛性とケース剛性の高さとバランスが好印象です。トレッドパターンもコーナーリング時のブロック山倒れ感触も少なく、安定したグリップパワーを楽しめるタイヤです。競合するブランドとしてみて、TOYO TIRE RT 185/85R16 8プライに比べると、横力を多く掛けられるキャラクターがありIMPSとしてもオススメするタイヤになります。(記事ではセッティングの順序が逆になってしまいましたが、タイヤの選択とサスペンションセッティングは同時に考えています)トータルバランスを崩さずセッティングしていくことを大切にしています。

JB23W-6型 K6Aエンジン・オーバーホール

自身のJB23W-6型 K6Aエンジン・オーバーホールとチューニングが仕上がりました。  エンジンパーツ完全洗浄。摩耗した消耗パーツは全て交換と調整。エンジンブロックではシリンダーボーリングとピストン交換となりました。660ccを超えない規定排気量です。クランクシャフトメタルベアリング調整交換。リヤオイルシールフランジ面修正研磨。  シリンダーヘッドではインテークカムシャフト純正新品パーツへ交換。ヘッドバルブ交換鏡面研磨。ヘッドバルブリフェース加工。ヘッドバルブシート・リフェース加工。ヘッドバルブスプリングレート点検調整。バルブガイド打ち替え交換。バルブガイドの材質変更。タイミングチェーンとガイドレールを純正新品パーツへ交換。各部ショットピーニング加工。などなど、多岐にわたる工程を経て組まれています。シリンダーヘッドの組み込みはエンジン性能にとても影響があるとおもっています。 補機類を全て取り付け搭載のセッティングを整えます。ウォーターポンプやクランクプーリ、ホース類全て交換や、インテークマニホールド、インタークーラーの徹底洗浄。ターボはスズキ純正新品パーツへ交換。ノックセンサーやカムポジションセンサーを新品部品へ交換。 車両へ搭載。エンジンマウントなども新品パーツへ交換。エンジンオイルはMOTUL300Vをセッティング。冷却剤はMOTUL・MoCool冷却剤をセッティング。 作業を終えて試走を重ねて当たりを付けるため慣らし運転をしています。エンジン回転はとてもスムーズになり、メカニカルノイズが非常に少なく静粛です。ターボで過給された圧縮空気の流れも遅れが少なく、アクセルレスポンス向上しています。薄らいでいた低回転のトルクも しっかり復活。

JB23W-6型 K6Aエンジンメンテナンス

JB23Wの旧型ジムニーのシリンダーヘッドメンテナンス  自身のJB23W-6型 203,000km走行しました。17年間、様々な走行をしてきました。通勤もあれば、クロカン走行はもちろん、ダートレースもあれば、ロッククローリング低速走行、4x4トライアル走行、などもありましたが、エンジンはノントラブルを通してきました。 先日のアウトドアーキャンプへ向かい、IMPSスタディーフィールドへ到着後、エンジン低回転時に1気筒爆発していない様子でした。完全未燃焼状態では無いことが判明し、後日即エンジン整備に入ることにしました。 ジムニービギナーもベテラン諸兄も、遠征到着後のトラブルはこれから楽しみたい気持ちが沈むと思います。こうしたトラブルは通常あってはならないので、日頃のメンテナンスがとても大切です。また、予備のスパークプラグやスパークプラグレンチ、ベルト、油脂類などなど、最低限予備応急パーツは常備すると良いのです。アウトドアー道具の準備もとても大切ですが、ジムニー道具の準備も考えると面白い時間が過ごせると思います。 早速、ピットでシリンダーヘッドを分解すると、1番気筒シリンダーヘッド・エキゾーストバルブのフロント側にダメージがありました。排気ポートからライトを照射すると、なんと隙間から光が見えます。ひどい状態です。 シリンダーの摩耗もあります。ピストンサイドスカート付近のシリンダー・クロスハッチが消えかかっています。未燃焼によるスラッジ堆積もあります。 異常があった1番気筒エキゾーストバルブは当たり面から欠けるようなダメージです。当たり不良は以前からあった様子です。定期的な圧縮圧力測定を行い、バルブ・メンテナンスを行うと良いです。 スラッジを少し洗浄してみてヘッド燃焼室をチェック。目に見えるクラックなどは無い様子。 3つの燃焼室を磨いておき、機械加工組み付けを依頼しました。 ヘッドバルブは全て純正新品パーツに交換と同時に、バルブスカート磨き込みを行っておきました。バルブステムはマスキングを入念に行います。 インテーク・バルブ エキゾーストバルブ ヘッド吸排気ポートも悪い影響の出ないレベルでポート研磨を施しました。 作業は続く、、、

8.14~15 IMPS SUMMER CAMP無事に閉幕

今年の夏のIMPSアウトドアーキャンプは台風接近のため中止でした。が、  8月13日から14日の日程でしたが、台風接近に伴いメンバーそれぞれの判断で14日から15日にかけて予定変更を余儀なくされました。気温はまだまだ夏でも、IMPSスタディーフィールドにはトンボが低く飛び、秋がやってきていました。暑い気温のIMPSスタディーフィールドでは暑さ対策のテント張りが面白く、爽快なメッシュテントも、テント遮光性抜群で充電式電動扇風機も面白いですね。 IMPSスタディーフィールドメンバーのテント泊、限定のBAR3気筒がオープンするのです。 おすすめは硬派なモヒート。いつも美味しく作っていただきありがとうございます。 また次回、楽しみましょう〜

JB23W-6型 IMPSゼロラインR1リモートリザーバーダンパー装着

ダンパーセッティング IMPSゼロラインR1リモートリザーバーダンパーはフォックス社製を採用して、IMPSバルビングや組み付け再調整を施して装着をしています。コイルスプリングはIMPSゼロラインコイルスプリングのみ基本対応としています。付帯されるサスペンションパーツのトータルセッティングも重要です。 リモートリザーバーはホースリモートです。ホースの膨張を抑えるためテフロンチューブにステンレスメッシュ被覆となっており内部圧力からも保護されています。ホースフィッティングもオイルの流量抵抗に気を配った圧着式です。 ダンパー減衰性能の次元が上がり、操る楽しさが楽しみですね

JB23W IMPSゼロラインR1ダンパーセッティング

JB23W IMPSゼロラインサスペンションキットをアップグレード IMPSゼロラインサスキットN1を装着して走行を重ね、年月も経ち、N1仕様を始めてサスペンションの機能性操作性を体感。ユーザー諸兄曰く、R1仕様のJB23Wと共に一般道走行のシーンがあったそうです。そこで見せつけられた性能差に考えさせられ、ダンパーセッティングを再び行う依頼を受けました。フォックス社製ダンパーを採用しています。非常に精度のある高性能でオフロードに特化したダンパーです。IMPSオリジナルバルビングはテスト走行を重ね、国内のオフロードシーンから毎日のアスファルト走行を楽しめるバルビングとしました。同社純正部品にて全て組み上げています。装着して走行が楽しみですね!

JA11C-3型 IMPS ZEROLINE R1 ダンパーを装着

ダンパーをサスペンションへ装着 リモートリザーバーのマウントはタイヤへの干渉を避ける配置にします。ダンパー本体はシリンダー部が上方になる倒立位置となります。 リヤサスペンションへ装着。リモートリザーバーはリヤロールバーへマウント。外気に触れやすく、ルックスも良い位置を考え配置します。 とても格好良い、機能美溢れるスタイルとなりました。走行が楽しみです。

JA11C IMPS ZEROLINE SUSPENSION R1セッティング

IMPSゼロライン・サスペンションキットに採用しているフォックス社製ダンパーをJA11Cへセッティング  JA11Cサスペンションはリーフスプリング式です。スプリングとダンパーはどれでも合う物ではなくセッティングが必要です。ダンパーのバルビングはもちろんのこと、JA11ボルトオン装着のためにブッシュ変更などチューニングは多岐になります。リモートリザーバーの装着はスペースの制約を受けやすく、ホースリモートを延長することで、理想とする位置へリモートリザーバーをマウントしていきます。リザーバーは、ダンパーオイルを貯蔵することがメインではなく、ガス室を拡大することが大きな目的です。ダンパーは熱交換を繰り返すため、冷却効率がとても重要です。

JB23W IMPS ZEROLINE SUSPENSION ダンパーオーバーホール

JB23W IMPSゼロラインサスペンション・ダンパーオーバーホールを行いました  エマルジョンタイプ(現在は廃番品)をオーバーホール。シリンダーとピストンロッドにダメージが確認されたため、パーツ交換となりました。その他は点検洗浄を行い、オイルシールやダンパーオイルの交換。 ステムブッシュを新品ブッシュへ交換。オーバーホールにより減衰力の安定性が保てます。 オフロード・クロカン走行後は、定期的にダンパーをクリーンにしておくとピストンロッドやダンパーオイルにダメージが少なくなります。チューニング箇所も日常点検項目に入ることをお忘れなく。

JB23W IMPS ZEROLINE R1 サスペンション・セッティング

  JB23-10型へIMPSゼロラインR1サスペンションキットをセッティング ダンパーチューニングを仕上げ(前回の当ブログ記事に掲載)車体へセッティング。6.5R16インチ・タイヤにて、1G車高は約55mm~60mmにセットアップ。通常のJB23/IMPSゼロラインR1・コイルスプリングではなく、バネレートを上げたIMPSゼロライン・コイル・スプリングとしました。コイルスプリングは車高を維持する役目があり、ダンパー取り付け位置と密接な関係があります。バネレートの変更とダンパー・バルビングと走行シーンをチューニングすることで、走行時の荷重移動はやや遅くなりドライバーのレベルに合ったコントロールを楽しめる仕様としました。 ダンパーはホース・リモート・リザーバーは6061-T6ビレットアルミニウムのCNCマシニング加工品にブラック・アルマイト表面処理(内壁もブラックアルマイト表面処理)です。旧タイプのスチール製リザーバーよりも軽量で、内径の精度も上がっています。フリーピストンの動き出しが向上しています。オイル量やピストン位置の調整などを適切に行わなければ、本領発揮しません。アスファルト走行の試走では非常にタイヤのグリップ力が増して、ドライバーのコントロールが行いやすいセッティングになり、ユーザーさんにも大変喜ばれました。後日、オフロード・クロスカントリー走行時の体感が楽しみでしょう!

IMPS ZEROLINE SUSPENSION R1をセッティング

IMPS ゼロライン・サスキットN1からR1へアップグレードのセッティング JB23W IMPS N1サスキットを装備して走り込み、R1仕様へセッティングしていきます。今回は、通常のR1仕様ではなく、ユーザーの使用用途に特化させてみるべく、IMPSコイルスプリングを別のバネレートへ変更。ラテラルロッド、コントロールアームはN1キットのそのままに、タイヤサイズ銘柄も含め、ユーザーさんと綿密な打ち合わせを行う必要があります。ダンパーチューニングは、IMPSにて全てセッティングを行います。バルビングやオイルレベル調整、ダンパーオイルのエア抜きなど多岐にわたります。オフロードに特化したダンパーは、我々が考えるジムニークロカン性能に必要なのです。試走まで、とても楽しみなセッティングです。

JB23W・リア・サスペンションアームのセッティング

JB23Wリヤ・サスペンションアームのセッティングを提案  リヤ・サスペンションアームブッシュの劣化に伴い、ブッシュ交換を行うと同時、アームを強化することを提案。アピオ・H.Dレッドアームをお薦めしました。レッドカラーからブラックにペイント。ブッシュセッティングも重要です。ピボットブッシュをIMPSピローボールブッシュに。アクスルサイドブッシュはスズキ純正品を採用。アクスルの捻れる抵抗力は純正を踏襲。ピボットから傾斜する動きはピローブッシュにより、スムーズな動きにするバインディング・セッティングです。リヤ周りのロール剛性に大きく影響する部分。剛性アップでコーナーリングの立ち上がりなど横力をタイヤへ伝達することでグリップを引き出す。セッティングしておかなければならない物です。

2022.5.3~4 IMPS STUDY FIELD 春のアウトドアーキャンプとIMPS 4x4 Jimny走行会

新緑の色、4x4の匂い、5月の風。クロカンベストシーズン到来!  毎年恒例の春のアウトドアーキャンプとIMPS走行会が開催されました。ご参加のメンバーさん楽しかったですね!美味しいディナーもありがとうございました。IMPS専用フィールドに到着後、テントエリアにテントを張りスタンバイ。 IMPS自作のファイヤースタンド。みんなで囲めるように出来ています。 夜は晴れており、北斗七星の綺麗な柄杓がみれました。たくさんの星が肉眼で見ることができる暗闇。それが少し不安になる夜のランタンの明かりが安心感を与えてくれます。 5月と言えど、夜はとても冷えます。ライフラインの一つの薪はコツコツとメンバーさんが集めてきています。白樺はとてもよく燃えます。大人のジムニーキャンプです。 朝から快晴。コーヒーは豆から挽いて美味しく!淹れる!です。 各ジムニーの走行して楽しみながら、テクニックも覚えようと皆ファイトしています。ビギナー諸兄にはジムニーにダメージを与えないよう、アドバイスが飛びます。 クリアできた、走破できた、成功体験が上達の近道です。 ベテランさん本日はJA11C出撃でした。 ARBエアーロッカー・リヤ初代機を搭載。が、しかし、、、電気系統のトラブルにより、エアーコンプレッサーがONにならず!リヤ・オープンデフでトライ。 案の定、V字の地形からの脱出では避けて通れないアーティキュレーション状態に! 対角線上にタイヤが地面から離れてしまい、荷重ゼロのタイヤは空転! 流石はベテラン諸兄。上手くタイヤの接地位置を変えて、グリップを回復。 JB23WのH氏。潜在するポテンシャルはとても高い仕様です。あとはドライバーのクロカン・メンタルトレーニングでしょうか? IMPS代表から喝が入る。前進〜 この付近の姿勢変化は、疑心暗鬼になりますが、丁寧なステアリング操作とローギヤーのスピードコントロールや路面状況から考えれば、その先のポイントのために良い位置にジムニーを置ける、、、 障害物のあるステアケース。慣性力を必要とするシーン。IMPSオリジナル・バルビングのダンパーの非常に素早い減衰力の立ち上がりが写真からもよくわかります。また、参加全てのジムニーを撮らずに申し訳ないです。 大好評のロック・セクションも拡充し続けています。とても難しくなりました。それでも諦めてはならないのです。 また次回、