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3月, 2022の投稿を表示しています

1994年式 JA11 F6Aエンジン・シリンダーヘッド・オーバーホール

JA11 F6Aエンジン・ピストン頂部清掃  シリンダーヘッド・オーバーホールに伴い、エンジン・ピストン頂部に堆積したカーボンスラッジを除去。未燃焼状態が長く続くと大量のカーボンスラッジが堆積します。燃焼室体積が減少するため圧縮比が狂い、ディトネーションやノッキング異常燃焼の要因になります。   エンジンブロックには冷却水通路やオイル通路があるため、除去したカーボンスラッジが混入しないよう細心の注意を払う必要があります。ショップエアーで飛ばさず、吸引機で作業を行います。 専用の除去剤も用いて洗浄します。見えていなかった地肌がしっかり見えるようにします。特にバルブリセスにはカーボンスラッジが残りやすいので入念に除去作業となります。この後、オーバーホールを行なったシリンダーヘッドを搭載していきます。 作業は続く、、、

1994年式 JA11 リヤ・アクスル・オーバーホール

 JA11リヤアクスルをオーバーホールの作業依頼  ブレーキ、リヤドライブシャフト、デフ・ハウジングを全て分解洗浄を行い、パウダーコーティングを外注発送致しました。長期作業となるため、通常は作業受け付けません。 仕上がりが楽しみです。 作業は続く、、、

1994年式 JA11 F6Aエンジン・シリンダーヘッド・オーバーホール

F6Aシリンダーヘッド燃焼室を研磨 シリンダーヘッド面研磨、バルブシート製作・入れ替え、バルブステムガイド打ち替え交換を内燃機屋さん依頼する前に燃焼室や吸排気ポートを研磨しておきます。 F6Aシングルカム2バルブの燃焼室は多球型で吸排気バルブ周りとスパークプラグホール周りに球面が形成された燃焼室形状。燃焼室容積変化を少なく手作業で研磨していきます。 3気筒均一化を図りつつ、根気よく手作業で磨いていきます。 仕上げを行い、細かい凹凸を少なくしました。 吸入空気や燃焼ガスがスムーズに流れるイメージ予測をしながら。 続きの機械加工作業は、内燃機屋さんへ 作業は続く、、、

1994年式 JA11 F6Aシリンダーヘッド・バルブ研磨

F6Aエンジン・シリンダーヘッド各部パーツをセッティング  F6Aシングルカムシャフト・2バルブのシリンダーヘッド・バルブを鏡面研磨。 シリンダーヘッド・バルブのバルブヘッド表面へカーボン堆積を起こさせないことと、燃焼室の混合気や燃焼ガスのスムーズな流れを作ることで、未燃焼を起こしにくくさせるセッティングをしていきます。 新品部品の状態。エキゾースト・バルブヘッド。中央付近にかけて球面に窪んだ形状。 バルブ・スカートの表面も研磨。バルブ開閉時の燃焼ガスの流れにとても影響があると考えています。 バルブ・ステムの表面は、バルブ・ステム・オイルシールが接しない部分を研磨。排気ポートのエリア。 3本均一になるよう心がけ、研磨。とても繊細な作業となります。要する時間はとてもかかります。 バルブ・フェースのリフェース研磨とすり合わせは内燃機屋さんに依頼。 作業は続く、、、

1994年式 JA11・F6A・シリンダーヘッドオーバーホール

 F6Aエンジン・シリンダーヘッド・オーバーホール シリンダーヘッドを分解。洗浄を行なっていきます。 燃焼室も洗浄を行なっていきます。クラックなど異常が無いか確認していきます。 吸排気ポートも洗浄していきます。(写真画像の色が出てしまいましたが、実際はアルミ素地がきちんと見えています) 洗浄工程は多くの時間を要します。 作業は続く、、、

1994年式 JA11C・F6A・シリンダーヘッド・オーバーホール

  JA11C・F6Aシリンダーヘッドフルオーバーホール  28年間ワンオーナーで距離数は約10万kmと距離数は少なく、オイルメンテナンスを行なってきたためコンディションが良いです。良質なエンジンオイルの選択は経年劣化に対してもとても有効なのです。  シリンダーヘッドカバーの裏側。取り外し直後です。金属表面がきちんと露出しています。多くのJA11・F6Aエンジンは黒いカーボンスラッジが堆積しており、金属表面が見えなくなっていることが多いのです。 シリンダーヘッドの1番気筒燃焼室。燃焼室は多球型です。シリンダーヘッドバルブのバルブヘッド表面にカーボンが堆積。 シリンダーヘッド2番気筒燃焼室。  シリンダーヘッド3番燃焼室。ややエンジンオイルが燃焼室へ漏れて未燃焼状態が起きていた様子。シリンダーヘッドバルブ・ステムからエンジンオイル下がりの可能性があります。 シリンダーヘッドを分解・洗浄を行っていきます。 作業は続く、、、

2022.2.27 IMPSクロスカントリー走行会とJimny OUT DOOR Day Campの会

  2月27日はIMPSクロスカントリー走行会とアウトドアーDayキャンプでした  毎月開催中のIMPSクロスカントリー走行会はジムニーでクロスカントリー路面を走行体験するのと同時にアウトドアーデイキャンプやテント泊キャンプをしていきます。 今回もIMPS専用アウトドアーフィールドのIMPSスタディーフイールドで開催。専用フィールドは会員制としています。オープンから10年近く経過してきてコースレイアウトも初めてクロカン走行体験するためのベストなレイアウトになりました。体験だけでなく、どうすればジムニーで悪路を走行できるのかドライバーへ教える場所でもあります。 タイヤから伝わる岩の感触。土の起伏。人口的な障害物。季節や天候で刻々と変化する路面。まずはそれらを体験することから始めるのです。フィールドへ入る前にセッティング必須な物は、フックです。スタックしますので、推奨するリカバリーフックを前後へ取り付けておくことです。 JB64WのポテンシャルはIMPSクロカン・セッティングで飛躍的に。操縦性、快適性、走行性能はジムニーの中で最も優れていると感じます。いやいや、、、そんなことはなく、古き良き時代のジムニーがあったからこそなのだ!とも感じることでしょう。大切なことは仕組みを生かせるドライビングです。 コーヒーを飲みつつ、、、 また次回楽しみましょう〜