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10月, 2023の投稿を表示しています

JB64W-XC-3型 トータルセッティング

JB64W-3型のタイヤ&アルミホイール・セッティングに始まり、サスペンションセッティング、IMPSアルティメットL.S.Dリヤをセッティング。タイヤはヨコハマ・ジオランダー・X-AT/195R16をセレクト。アルミホイールはハイブリッジ1st・ハイピークJ-01/VWH(ビンテージホワイト)16"x5.5J +20。 フロントサスペンションはIMPSフロント・コントロールアーム(ブッシュ込み)と強化ラテラルロッド(ゴムブッシュタイプ)をセッティング。コイルスプリングとダンパーは、モトレージ20mmアップ・コイルスプリングとビルシュタイン・モトレージ・スペシャルダンパーのセット。 リヤサスペンションは、ノーマルサスペンションアームとしながらも、ブッシュはバインディングセッティングを施しました。20mmアップ・コイルスプリングの設定はリヤラテラルロッド傾斜角を大きく補正しません。アクスルの接続位置も変わらないため適正なレスポンスとなります。前後バネレートバランスとダンパー・バルビングがとてもニュートラルで、通常走行時のJB64W特有の不要なロール量が正確にダンパー制御されるので、乗り心地が安定します。速度を上げ、コーナーリング姿勢に移行していくドライビングに入ると、イメージする走行ライントレースを描きやすいです。荷重移動はしっかり丁寧に行えば行うほど、安定したコーナーリングパワーを引き出せます。ジムニーだから、4輪リジットアクスルだから、こんなものだろうと意識せず、適正なサスペンションセッティングチューニングをすると、リジットアクスルでも次元が高められるから面白いのです。よりオフロード走行性能を上げるチューニングも可能な事も面白さが倍増していくのです。 駆動系はリヤデファレンシャルにIMPSアルティメットL.S.D・タイプ1をセッティング。タイプ1はLSDプレッシャーアングル65度/2WAYとしているので、アクセルのオンオフで素早いLSD作動とタイヤが1輪浮いてしまうクロスカントリーシーンで素早く作動するためLSD効果が途切れることなく、駆動力を配分・伝達します。安定したトラクションがあるため、スタックする可能性が少なくなり走破性が上がります。オンロードでも素早いLSD作動であるため、コーナリング時の荷重移動時のトラクション安定化が図られます。サスペンション

1993年式 JA11C エキゾーストマニホールドとターボチャージャーの修理

JA11Cの排気ガスの臭いがするご用命を受け付け、点検したところエキゾーストマニホールドのクラックを車上にて確認。交換整備となりました。総走行距離数は11300km。エキゾーストマニホールドのクラックの要因は排気温度に対してエキゾーストマニホールド強度耐久性が見合っていないためです。 JA11などのF6Aエンジンで多く見受けられた故障現象です。エキゾーストマニホールドは鋳鉄鋳物です。アウトレットフランジにリブ補強対策品ですが、経年劣化は避けれません。排気ガスが割れた箇所から漏れている状態はターボチャージャーもダメージを受けます。 取り外す前にエンジン下部の隙間からクラックを目視点検します。エンジン空ぶかしでも判定出来ます。走行ではエンジンパワーダウンが顕著になります。 エキゾーストマニホールド交換整備と合わせてターボチャージャーを付帯整備交換となります。その他にインタークーラーの洗浄、オイルクーラーの洗浄、ターボウォーターホースの交換、スパークプラグの交換、エンジンオイルの交換が付帯整備となります。 組み付け後の試走ではJA11C軽量4x4らしい軽快さを取り戻しました。

JB64W IMPS ゼロラインN1・サスペンションキット・セッティング

JB64Wへ IMPSゼロラインN1サスペンション・セッティングを行いました。 セッティングに構成されるパーツは、IMPSゼロラインN1スポーツショック、IMPSゼロラインコイルスプリング、IMPSフロントコントロールアーム、強化ラテラルロッド、タニグチリヤラテラルロッド角補正ブラケット、JAOSブレーキホースセットJB64Wとなります。 車高はノーマル比から約38mmアップとしています。想定されるタイヤサイズは185/85R16です。今回はジオランダーMT \G003・6.5R16をセッティング。フロントバンパーの加工が必要です。JB64Wフレームボディーマウント位置とボディーホイールアーチ形状もあって車高変化が大きく見えます。性能を考えた車高セッティングとしました。 IMPSオリジナルスポーツショックアブソーバーはツインチューブ式で、価格を抑えつつも最大限ショックアブソーバーを働かせるようにゼロラインコイルスプリングと組み合わされセッティング。直進性は車高アップに合わせたキャスター角へIMPSコントロールアームでセッティング。サスアームの剛性アップも図られ、オフロード走行の不意の障害物へのヒットにも安心。直進加速時はリヤサスアーム傾斜角をトラクションを増す方向へセッティング。強化ラテラルロッドの高剛性化により、ステアリングフィールがよりダイレクトにレスポンス向上です。リヤラテラルロッドの傾斜角を補正ブラケットにてセッティング。コーナーリング時のリヤ廻り左右の荷重移動がスムーズに。トータルバランスではまだいくつかのチューニング要素が必要ですが、 操っていて楽しいJB64Wとなります。