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1993年式 JA11C エキゾーストマニホールドとターボチャージャーの修理

JA11Cの排気ガスの臭いがするご用命を受け付け、点検したところエキゾーストマニホールドのクラックを車上にて確認。交換整備となりました。総走行距離数は11300km。エキゾーストマニホールドのクラックの要因は排気温度に対してエキゾーストマニホールド強度耐久性が見合っていないためです。
JA11などのF6Aエンジンで多く見受けられた故障現象です。エキゾーストマニホールドは鋳鉄鋳物です。アウトレットフランジにリブ補強対策品ですが、経年劣化は避けれません。排気ガスが割れた箇所から漏れている状態はターボチャージャーもダメージを受けます。

取り外す前にエンジン下部の隙間からクラックを目視点検します。エンジン空ぶかしでも判定出来ます。走行ではエンジンパワーダウンが顕著になります。

エキゾーストマニホールド交換整備と合わせてターボチャージャーを付帯整備交換となります。その他にインタークーラーの洗浄、オイルクーラーの洗浄、ターボウォーターホースの交換、スパークプラグの交換、エンジンオイルの交換が付帯整備となります。
組み付け後の試走ではJA11C軽量4x4らしい軽快さを取り戻しました。