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9月, 2020の投稿を表示しています

IMPS ZEROLINE R1 SUSPENSION KIT JB23W ダンパーセッティング

IMPS ゼロラインR1 サスペンションキットに採用しているフォックス社製ダンパーをIMPSオリジナルバルビングR1にセッティング。バルブビングはピストンバルブに積層されるバルブシムのセッティングです。その他、調整を施します。装着初期からの動き出しをスムーズにするために調整が必要なのです。 リモートリザーバーはホースリモートです。大容量のリモートリザーバーは安定した圧力を蓄えられ、ダンパー容積変化に対して安定した減衰力を起こすためにとても有効的です。が、JB23W車両への装着は特にフロントダンパーでリモートリザーバーマウント位置に注意を払う必要があります。スペースの制約があるため、リモートリザーバーやホースがタイヤ等に干渉しない配置が極めて重要です。ダンパーセッティングから車両への装着まで細かく丁寧な配慮はかかせません。

IMPS ZEROLINE N1SUSPENSION KIT JB23W

IMPS ゼロライン サスペンションキット N1をJB23W-1型へセッティング キットに構成されるパーツは、IMPSゼロライン・コイルスプリング、IMPSオリジナルツインチューブN1ダンパー、IMPS強化ラテラルロッド、コントロールアーム、リアブレーキホースとなっています。シンプルな構成としているのは、ジムニーの本来のジオメトリーバランスを崩さずにセッティングするためがあります。N1ツインチューブダンパーは正立タイプ。近年、モデルチェンジされ、外観色はシルバーのみ。 車高設定は約50mmUP。オールラウンドに操縦安定性をスポイルすることのないように設定。サスペンションセッティングにより不必要な車高アップは推奨していません。ノーマルサスペンションセッティングの上をいく応答性と走破性を目指しています。フロントコントロールアームは車高設定から最適なアライメントになるようセットアップ。付帯するならば、リアコントロールアームのセッティングも推奨します。 リア周り。IMPSゼロラインコイルスプリングはブラック色のみ。安定したバネレートを重視したセッティングにしています。リアコントロールアームは想定される走行に合わせてセッティングとしていますが、リアコントロールアームのセッティングは、高剛性化により荷重移動時リア周りへの横力に対して、リアコントロールアームの歪みが少なくなりトラクション面で有利に働くと考えています。 リアラテラルロッド補正ブラケット・タニグチ製。剛性が高く作られており採用しています。 1G水平状態にてラテラルロッド角度が水平角度となり、力を受ける方向を適正化。(写真はリフトアップ中) 試走後、各部を確認して完了。走行が楽しいものになります。

JA22W IMPS CCSSキット・コントロールアーム取り付け

  JA22W IMPSクロスカントリースポーツサスペンションキットに追加するかたちで、フロント・コントロールアームをセッティング。ステアリングの応答性が向上するセッティングです。

JB23W - 10型 K6Aエンジン・タービンセッティング

JB23W-10型 K6Aエンジン に装備されるターボチャージャーからオイル漏れがあり、早期にメンテナンス整備となりました。約93000km総走行距離とクロカン走行も頻度が高く、タービンからのオイル漏れはエンジンオイル消費が進み、ターボもエンジン本機にもトラブルを招く要因です。 ターボのコンプレッサーハウジングとタービンコアからオイルが漏れている様子。ハウジングのオイルシールが劣化もしくは、タービンシャフトのシール性に要因があると推測。 エキゾーストハウジングやE/Xタービン、ウエストゲートバルブなどには大きな問題は確認されません。排気ガスの燃焼具合も良好の様子。エンジン未燃焼状態が続いていたり、燃料調整に不具合がある場合は、エキゾーストハウジングからアウトレットパイプ内壁に大量のカーボンスラッジの堆積があり、熱交換の阻害になるとおもっています。 モンスタースポーツMSK6-06ターボ日立製を採用。エンジン低回転から中回転の領域にてブースト圧の立ち上がりを重視した設定。 アクチュエーターターンバックル調整式が組み合わされ、最大ブースト圧は0.95kgf/㎠にセッティング。最大ブースト圧をキープする圧力の安定性が重要です。クロスカントリー走行ではエンジン回転数上昇をさせにくい走行シーンがとても多く、低回転領域から立ち上がるタービンとブースト圧セッティングが不可欠になってきます。それぞれのパーツを組み合わせるだけでは、求めたいセッティングはでません。 IMPSブローオフバルブとタニグチ・ターボパイプをセッティング。ターボパイプはレイアウトはノーマルを踏襲。ターボパイプは圧力損失が少ないことが大切です。 付帯するパーツ、エキゾーストマニホールド純正新品へ交換。ターボオイルパイプやユニオンボルト、ガスケット類、E/Xボルトは全て新品部品にて組み込みとなります。 日常でもクロスカントリーでも扱いやすくなり、ジムニードライビングが楽しいものになります。

IMPS ZEROLINE R1 SUSPENSION KIT JB43W

IMPSゼロラインサスペンションキット R1/JB43Wへセッティングを行いました。 キットに採用しているフォックス社製ダンパーを事前にIMPSオリジナルバルビングと調整組み付け作業を施してから、実車へセッティングとなります。調整作業を適正に行うことで、ダンパーの動作のバランスをとります。ジムニー実車取り付けまで多くの時間を要します。 IMPSゼロラインR1仕様ではダンパー形式は単筒高圧式・倒立マウントとなり、ガス室はホース・リモートリザーバーとなります。リモートリザーバーはモデルチェンジがなされており、アルミ合金製・表面処理ブラック硬質アルマイトです。リモートリザーバー内壁は精密にホーニング処理され、外観同様の表面処理となっており、内部に組み込まれ作動するフリーピストンの摺動フリクションを低減しています。フリクション低減の効果はダンパーピストンの微低速領域からスムーズに減衰力が発生することが可能になり、伸び縮みの瞬間的な切り替わりの工程であっても安定した減衰力が生まれていると手応えで感じています。ダンパーピストンはハイフローで、通過する大きな流量と安定した減衰力はタイヤの変形に応じることで、グリップをコントロールします。 IMPSゼロラインR1コイルスプリングJB43W専用となります。車高アップは約55mmと設定。バネレートはダンパーセッティングに合わせています。前後のバネレートバランスにはとても注意深くセッティングをしています。ダンパーとスプリングの関係性はとても密接です。カラーはブラックのみ。また、バンプストッパーゴムはノーマル状態をキープします。サスペンションストロークの根本はアクスルの捩れる角度です。 フロントサスペンション・コントロールアームは高剛性化としており、アームブッシュは純正ブッシュを採用しています。車高アップとハンドリングを考えたホイールアライメントとしています。クロスカントリー走行での不意の下廻りの障害物へのダメージにも堅牢化。 IMPSフロントラテラルロッドは高剛性材です。セットされるブッシュはピローブッシュです。ブッシュブーツが装備されています。ロッド色は鮮やかなメタリックブルーのみ。 IMPSリアラテラルロッドもフロントラテラルロッドと同様に高剛性材質です。ばね鋼に近い材であるといえます。タイヤからアクスルそしてボディーへ大きな力を受け