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1994年式 JA11 F6Aエンジン・シリンダーヘッド・オーバーホール

JA11 F6Aエンジン・ピストン頂部清掃

 シリンダーヘッド・オーバーホールに伴い、エンジン・ピストン頂部に堆積したカーボンスラッジを除去。未燃焼状態が長く続くと大量のカーボンスラッジが堆積します。燃焼室体積が減少するため圧縮比が狂い、ディトネーションやノッキング異常燃焼の要因になります。
 
エンジンブロックには冷却水通路やオイル通路があるため、除去したカーボンスラッジが混入しないよう細心の注意を払う必要があります。ショップエアーで飛ばさず、吸引機で作業を行います。
専用の除去剤も用いて洗浄します。見えていなかった地肌がしっかり見えるようにします。特にバルブリセスにはカーボンスラッジが残りやすいので入念に除去作業となります。この後、オーバーホールを行なったシリンダーヘッドを搭載していきます。
作業は続く、、、