自身のJB23W-6型 K6Aエンジン・オーバーホールとチューニングが仕上がりました。
エンジンパーツ完全洗浄。摩耗した消耗パーツは全て交換と調整。エンジンブロックではシリンダーボーリングとピストン交換となりました。660ccを超えない規定排気量です。クランクシャフトメタルベアリング調整交換。リヤオイルシールフランジ面修正研磨。
シリンダーヘッドではインテークカムシャフト純正新品パーツへ交換。ヘッドバルブ交換鏡面研磨。ヘッドバルブリフェース加工。ヘッドバルブシート・リフェース加工。ヘッドバルブスプリングレート点検調整。バルブガイド打ち替え交換。バルブガイドの材質変更。タイミングチェーンとガイドレールを純正新品パーツへ交換。各部ショットピーニング加工。などなど、多岐にわたる工程を経て組まれています。シリンダーヘッドの組み込みはエンジン性能にとても影響があるとおもっています。
補機類を全て取り付け搭載のセッティングを整えます。ウォーターポンプやクランクプーリ、ホース類全て交換や、インテークマニホールド、インタークーラーの徹底洗浄。ターボはスズキ純正新品パーツへ交換。ノックセンサーやカムポジションセンサーを新品部品へ交換。
車両へ搭載。エンジンマウントなども新品パーツへ交換。エンジンオイルはMOTUL300Vをセッティング。冷却剤はMOTUL・MoCool冷却剤をセッティング。作業を終えて試走を重ねて当たりを付けるため慣らし運転をしています。エンジン回転はとてもスムーズになり、メカニカルノイズが非常に少なく静粛です。ターボで過給された圧縮空気の流れも遅れが少なく、アクセルレスポンス向上しています。薄らいでいた低回転のトルクも
しっかり復活。