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インジェクター診断・クリーニング

JA11純正インジェクターの診断とクリーニング

インジェクター単体をIMPSまで送って頂き、点検していきます。
クリーニング前点検。噴射パターンの状態、噴霧の状態を点検。ピントルキャップの向きが3本揃っていないこともあります。

届きましたインジェクターの多くが、ガソリン燃料の漏れた痕跡があります。フューエルデリバリーパイプとインジェクターが取り付くOリングやインテークマニホールドにインジェクターが取り付く箇所からではないかと推測します。IMPSインジェクタークリーニングではインジェクターOリング、インジェクターフィルター(フィルター交換可のタイプ)ピントルキャップのパーツ交換も含まれます。
長期間インジェクターを駆動させていない物は、インジェクター内部に残留したガソリンが劣化し、インジェクター内部が固着し噴射出来ない状態の物もあります。

3本の噴射量を同時に計測して点検します。インジェクターの動作は12Vスタティックやパルス駆動にて作業を進めてきます。

3本の噴霧量の差が大きすぎるなどがないか点検します。インジェクターの機械的な故障は修理できません。

 Oリング、インジェクターフィルター、ピントルキャップを交換していきます。ピントル部(インジェクター先端)は慎重に作業を進めてきます。クリーニング時はピントルキャップは取り外された状態で作業します。

クリーニング前の点検を終え、超音波洗浄槽に浸け、インジェクターを駆動させながら20分間洗浄していきます。
クリーニング後はパーツを組み付け、再び噴射量や噴霧状態などを点検し作業完了となります。
ジムニーのインジェクターの噴射を見えるのは嬉しいですよね。エンジン回転中のインジェクターの動きがイメージ出来る!?面白いわけです。