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JB23W-7型 ラジエーターの早期交換

JB23W-7型ラジエータの交換
ラジエータのアッパータンクとロアータンク部分に冷却水漏れが発生する前に交換。多走行エンジンのラジエータではタンク部分と放熱フィンの密着が悪くなり冷却水が漏れてしまうことがあります。今回は、経年劣化も考え早期交換となります。
 取り外したラジエータは外観上まだまだ使えそうですが、内部のゴムシールは見ることが出来ません。冷却水が漏れ始めてからでは遅いのです。


同時に、ラジエータホースも交換。エンジンにつながる1番太いゴムホースです。


サーモスタットも同時に交換。サーモスタットにもゴムパッキンが組み込まれています。常に冷却水にさらされるためゴムが劣化します。サーモスタット82℃開閉の純正部品を採用。冷却水が82℃で開き始めます。エンジン内の冷却水温度が96℃以上になると電動ファンが回転始め、98℃で電動ファンが停止します。(A/C使用時はECM電動ファン制御が入ります)サーモスタットが82℃で開閉なので、電動ファンが動く温度ではありません。サーモスタットには製造年が刻印されています。冷却液はKEMITEC PG55 IMPS別注色イエローをセッティング。
エンジン冷却のメンテナンスはエンジンコンディションを保つためにとても大切です。