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JA22Wエンジンメンテナンス

JA22W K6A AT車のエンジン不調とのことで、昨年末メンテナンスの相談を受けIMPSメンテナンスメニューを提案し作業となりました。入庫時にはアイドリング状態が悪く、点火コードによる簡易パワーバランスチェック。2番シリンダーが適正に爆発燃焼していない様子。外観部からチェックしていきます。オルタネーター&ウォーターポンプベルトが切れかかっていました。
未燃焼ガスとブローバイ過多の様子。ホース類の亀裂も多く、交換メニューに含めていきます。
ホース類のゴムの劣化は経年変化もあり、多くは硬化により接続が緩んだり、亀裂により二次空気が吸排気されてしまっています。
エキゾースト廻り外観をみると、黒いスス色がエキゾースト廻りに付着している様子。ただならぬ汚れはすぐに判明します。エキゾーストマニホールドが割れている可能性が高いです。
エキゾーストカバーを取り外してみると、すぐに目視でクラックがあることを確認。新品エキゾーストマニホールドに交換です。

K6Aシリンダーヘッドカバーを取り外すと、エンジンオイルによる汚れ堆積がありました。カーボンを生成しやすいエンジンオイルを入れていた可能性があります。IMPSでは長年MOTUL 300Vを強く勧めています。
インテークマニホールド内部も汚れが堆積している可能性があります。異常がある2番吸気側にオイル汚れがありました。

作業は続く〜