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JA22W K6Aエンジンメンテナンス


JA22W K6Aシリンダーヘッドをみていきます。
燃焼室2番(写真左から)のカーボン堆積が多いです。3番のカーボン堆積も同様。ヘッドガスケット異常による圧縮抜けは見受けられませんが、ガスケットの密閉性も低くなっていたでしょう。2番吸気ポートの汚れがヘッド裏側まで達していることがわかります。
1番排気側ポートからみる排気バルブステム

2番排気側ポートからみる排気バルブステム
バルブステムからオイルが漏れています。


3番排気側ポートからみる排気バルブステム

1番吸気側ポート
1~3番まで未燃焼ガスによるカーボン堆積がとても多いです。
2番吸気側ポートからみる排気バルブステム

3番吸気側ポートからみる排気バルブステム
バルブ当たり面のカーボン堆積がとても多く、密閉性低下が非常に疑われます。
K6Aシリンダーヘッドオーバーホールをすることで、バルブ当たり面修正、バルブステムシール交換、シリンダーヘッド洗浄とクリーンになります。
2番シリンダーは圧縮圧力低下異常がありました。ピストンサイドスカートの摩耗している可能性が高いです。

作業は続く〜