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IMPS ULTIMATE L.S.D SERIES JIMNY JB64W

IMPSアルティメイトL.S.DシリーズのJB64W IMPSアルティメイト・リアL.S.D タイプ2

ジムニーJB64WへIMPSアルティメイトL.S.Dリア タイプ2をセッティング。リアL.S.Dは機械型内圧式トルク感応型です。ドライブシャフトへのトルクの伝達はL.S.D内部のカムがプレッシャーリングを押し開く(2WAYアクセルON/OFF時L.S.D作動)ことで、クラッチディスクがすべり接続をおこない、左右輪へトルクを機械的に配分します。
タイプ2はプレッシャーリングカム角が55度にセットアップされています。
タイプ1はカム角65度としており、アクセルON/OFF時に非常に素早いL.S.D効果を発揮するタイミングとドライバーがトラクションの手応えを感じ始めるレスポンスが短く、路面状況ではその効果を絶大に発揮するセットアップです。
タイプ2はプレッシャーリングカム角が55度とタイプ1の「レスポンス」はそのままに、「L.S.D効果を感じるタイミング」を変更させています。タイミングの異なるセッティングはL.S.Dがすべりながら駆動を接続していく時間が、タイプ2はやや長く感じとれるため、JB64Wのトラクションを一般道路からオフロードにてコントロールしやすくなるのです。

タイプ1もタイプ2のレスポンスではL.S.Dの与圧は内圧式で、カムがプレッシャーリングに入り込み、プレッシャーリングが内側から外側へ開きやすい構造となり、ドライバーのコントロールに瞬時に応答するのです。

IMPSアルティメイトリアL.SD タイプ1 カム角65度は、ジムニーの片方のタイヤが浮き上がる3ホイーリング状態が多く、急激な接地荷重の移動が多い場面では、ドライバーの思うタイミングでL.S.Dが効果を発揮するので、エキスパートなジムニーには最適なセッティングとしています。

IMPSアルティメイトリアL.S.Dタイプ2 カム角55度からプレッシャーリングのみを交換することで、カム角65度へリセッティングするこも可能としています。遭遇していくクロカン路面変化やドライバースキルの上達によってL.S.D効果の発揮するタイミングを素早いものにすることもジムニー・エキスパートへの道であります。


 IMPSアルティメイト・フロントL.S.D JB64W 新発売

IMPSアルティメイトL.S.DシリーズとしてフロントL.S.Dは設定され続けています。JB64Wへ適合となり、与圧は内圧式(前モデルは外圧式)となりイニシャルトルク初期設定値を抑えた最適化を施しました。同時にL.S.Dケースを一新。ケースはL.S.D心臓部にアクセスするためのケースキャップ(蓋)がリングギア側ではなくリングギアを取り外さなくともL.S.Dのクラッチディスクやプレッシャーリングを交換や変更可能となりました。

IMPSアルティメイトL.S.DフロントはリアL.S.D同様のカム式。
カム角は45度と35度の角度が1つのプレッシャーリングにあり、2種類のカム角がセッティング可能となっています。デフォルトでは35度。アクセルONのみ作動する1WAYでコーナーリングなどのハンドリングへの影響を少なくさせるためです。また、イニシャルトルクも最適化されてよりハンドリングに影響を及ぼさないようチューニングセットアップしています。IMPSアルティメイトL.S.Dフロントによるトラクションの効果は絶大で、L.S.Dのすべり接続により引き出されたフロントタイヤのグリップパワーはつぶさにドライバーに手応えとして感じます。フロントタイヤを障害物に乗り上げる性能も飛躍的に向上します。
4WD時のハンドリングは左右のフロントタイヤの回転差を制限するため曲がりにくくなります。一般道路アスファルト路面では顕著に表れます。滑りやすいオフロード路面でのアクセルONでもアスファルトほどではないですがアンダーステア傾向です。
フロントドライブシャフトはノーマルにて装備可能。
(新型フロントL.S.Dは現在、その他のジムニー適合車種はJB23Wとなります)

 一新されたL.S.Dケースのリングギア接合部は一体成型の削り出し。力の伝達経路からもケース剛性が上がり無駄なくリングギアからL.S.Dへ力が伝わるとおもいます。



同時にJB64Wブレーキトラクションコントロールキャンセルコントローラーをセッティング。外部ボタンスイッチを押すことでトラクションコントロールを無効となります。キャンセル機能はイグニッションスイッチON/OFFで復帰することはないです。クロカンシーンではエンジンストールまでエンジン低回転を使うため、エンジン再始動で影響がないキャンセルコントロールユニットを採用。オフロードへ赴いたら外部スイッチにてトラクションコントロールOFF。一般道路ではトラクションコントロールをON。
ブレーキトラクションコントロールは限界性能を引き出すための制御は働かないため、IMPアルティメイトL.S.Dフロント&リア装備ジムニー・エキスパートはジムニーのトラクションの限界性能をドライバーが引き出すためにトラクションコントロール機能キャンセルが必要なのです。
ジムニー・エキスパートになるためにはトータルバランスを崩さずセッティングしていくことが大切です。