スキップしてメイン コンテンツに移動

JA22Wの車検整備点検

 

JA22Wの継続車検整備点検のご依頼を受け、早速点検作業に着手いたしました。本車両はユーズドカーからの乗り出しであり、継続検査に不合格となる箇所がいくつか確認されました。具体的には、シートベルト警告灯の不点灯が挙げられます。コンビネーションメーターにシートベルトランプが点灯しないことから、シートベルトキャッチャースイッチの点検を実施いたしました。同スイッチは本来非分解部品であり、シートベルトアッセンブリー部品の交換が必要となります。しかしながら、シートベルトアッセンブリー補修部品は製造中止となっております。31年前のジムニー補修部品の多くが製造中止となっている現状を踏まえ、分解による点検作業を実施いたします。修復が不可能な場合は、中古部品または純正部品の流用を検討いたしますが、いずれの方法も多くの時間を要するため、作業の承諾はいたしかねます。


シートベルトキャッチャーのカバーの分解を試みたところ、2本のタッピングネジが確認されました。これらは特殊なネジ頭を有しておりましたが、適切な工具を用いて緩め、内部構造の点検を実施しました。その結果、中央の基盤上に配置された白い接点スライダーが正常にスライドせず、接点がON状態になっていないことが判明しました。この不具合により、警告灯の点灯が抑制されていたものと推測されます。基盤接点の洗浄を実施した後、基盤にハンダ付けされている配線に断線が見られました。ハンダ吸着器を用いてハンダを除去し、断線部分の配線を切断した後、新たにハンダ付けを行い、組み付けを完了しました。また、コンビネーションメーターの電球切れを事前に点検していたため、正常に修理が完了いたしました。なお、対象車両は非常に古いジムニーであるため、作業には多大な時間と労力を要しました。