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1991年式 JA11C F6Aエンジン タイミングベルト交換とウォーターホース交換メンテナンス

F6A SOHC タイミングベルトの交換時期が迫り、メンテナンスとなりました。

ベルトテンショナーのアイドラーベアリングにベルトのゴムが固着。
テンショナーは固定式のため、定期的にベルト調整が必要です。
タイミングベルトの変形がありました。異物などのダメージはないものの、ドライブ側は摩耗。
同時にウォーターポンプ交換も推奨しています。タイミングベルト着脱作業の重複をせずに行えるからです。
エンジンブロックに取り付く、ウォーターパイプを取り外しガスケット交換。ガスケットはメタル製になったスズキ純正部品。付帯するホースを交換。太いホースはヒーターホース。
ヒータコックバルブも新品交換。
インテークマニホールドからスロットルボディーに水を送るホースも交換。ホース継ぎ手パイプは錆や汚れを除去したのちホースを取り付けます。


サーモスタットを交換。安定した水温管理のために動き出しを適正にしておきます。ゴムシールも劣化。
サーモスタットケースのガスケットには方向性があります。サーモスタットのブリードバルブも方向があります。

カムシャフトフロントオイルシール交換。タイミングベルト交換に付随する整備です。
クランクシャフトフロントオイルシール交換。交換前に確認したところ、オイル漏れはありません。
オイルシールの経年劣化はあるので交換。

クランクシャフトのキーも交換。固着防止剤を塗布して組んでいきます。

タイミングベルトカバーを洗浄後、シール交換を行い組み付け。
カバー前方に位置するウォーターパイプを交換。
ラジエータホースを交換。ラジエーターウォーターパイプを交換。
オルタネーターを点検測定した結果、コンディションが悪く、オーバーホウル品へ交換となりました。適正な発電量に復活。
作業はサスペンション周りへ続きます。