JA11-4型のエアコン修理依頼を受けました。
1994年から使用を続けていた様子のエアコンをユニット全交換としました。
スズキ純正エアーコンプレッサー。
コンデンサと電動ファンも全てスズキ純正部品の新品パーツ。
取り外されたコンデンサは冷却フィンの潰れも多く汚れも堆積。冷却フィンの目詰まりは外気を通しにくくするので冷却効果低下します。パイプ部分も曲がり損傷がある場合、パイプ接続部からガス漏れのケースが多いのです。
取り外されたエバポレータは長年の汚れが放熱フィンに固着。JA11やJA12やJA22ジムニーにはエアコンフィルターは装備されないので、フィンが汚れてしまいます。ここまで汚れが堆積していると、ブロアファンも空気を吸い込めない状態。
過去にエアコンプレッサーを着脱した様子がありました。取り付けステーのベルトテンションアジャスターのスリット部分にクラックが発生しています。
適正に取り付けられたエアーコンプレッサー。ベルトテンションの張り過ぎはマグネットクラッチやプーリーベアリングに負荷がかかるので注意が必要なのです。
パワーステアリング付きではパワーステアリングポンププーリーの位置調整も適正な位置になっていることの確認が重要です。
ドライヤーレシーバーを交換。パイプに圧力センサーが付いています。これらも新品パーツに交換。圧力センサーが働かなくなることも場合によってはあります。
コンデンサーに付く電動ファンも新品パーツにします。コンデンサ周りのパッキン(スポンジ)も新品パーツで適正に修理していきます。
真空引きは反復真空引きを行い、A/Cガスチャージ。ガスの分量を適正にすることで冷え具合が良好になります。
測定時外気温20℃
エバポレータ周辺温度15℃
センター吹き出し口周辺温度5~6℃
外気温が上昇を想定してみても良い冷え具合といえます。
再び新しい冷気を作りだせるコンディションとなり、夏のジムニーライフが楽しいものになるでしょう!
1994年から使用を続けていた様子のエアコンをユニット全交換としました。
スズキ純正エアーコンプレッサー。
コンデンサと電動ファンも全てスズキ純正部品の新品パーツ。
エバポレーターはアッセンブリー交換。
取り外されたエバポレータは長年の汚れが放熱フィンに固着。JA11やJA12やJA22ジムニーにはエアコンフィルターは装備されないので、フィンが汚れてしまいます。ここまで汚れが堆積していると、ブロアファンも空気を吸い込めない状態。
過去にエアコンプレッサーを着脱した様子がありました。取り付けステーのベルトテンションアジャスターのスリット部分にクラックが発生しています。
エアコンプレッサーの取り付けはエンジンブロックサイドに付いているブラケットを介して3本のボルトで取り付きますが、2本のみで付いていました。ボルト締め付け不良によりエアコンプレッサーが振動を続け、ステーもボルトもダメージを受けていました。エアーコンプレッサー取り付け不良は振動過大となり、エアーコンプレッサー本体や接続されるホースやパイプからガス漏れの可能性が高まります。
パワーステアリング付きではパワーステアリングポンププーリーの位置調整も適正な位置になっていることの確認が重要です。
ドライヤーレシーバーを交換。パイプに圧力センサーが付いています。これらも新品パーツに交換。圧力センサーが働かなくなることも場合によってはあります。
コンデンサーに付く電動ファンも新品パーツにします。コンデンサ周りのパッキン(スポンジ)も新品パーツで適正に修理していきます。
真空引きは反復真空引きを行い、A/Cガスチャージ。ガスの分量を適正にすることで冷え具合が良好になります。
測定時外気温20℃
エバポレータ周辺温度15℃
センター吹き出し口周辺温度5~6℃
外気温が上昇を想定してみても良い冷え具合といえます。
再び新しい冷気を作りだせるコンディションとなり、夏のジムニーライフが楽しいものになるでしょう!