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JB23 JIMNY サスペンションブッシュ・リフレッシュ

JB23W-8型 ジムニー サスペンションブッシュの定期交換
フロントはフレーム側ピボットブッシュとアクスル側ブッシュ。中心にはアクスルとサスペンションコントロールアームを接続するボルトが通ります。ブッシュはアームに圧入されています。ブッシュを介してアクスルとサスペンションアームが構成されています。

写真左側4箇所はリアコントロールアームブッシュ。ブッシュアウターレース側に軸方向はゴムが埋まっていません。これはアクスルの捻じれるときの抵抗力(バインディング)をセッティングしているためです。アームへ圧入するブッシュの方向はサービスマニュアルに指示はないですが、適正にアームを制御するブッシュ圧入方向はあるとおもっています。リアコントロールアームのフレーム側ピボットブッシュはIMPSピローブッシュにしています。
こうして前後ブッシュをみていると、ジムニーのサスペンションジオメトリーで設定されているロールトーインを考えさせられます。

 IMPSゼロラインサスペンションキットではフロントキャスター角アライメントはフロントコントロールアームでアクスル位置を決定しています。
採用するブッシュはスズキ純正ブッシュ。
 JB23(JB33)以降JB64(JB74)までサスペンションアーム取り付けブラケット形状は、深いアクスルの捻じれた状態(アーティキュレーション)では不利な形状であると考え、バインディングの強さも含めた形状なのかとおもっています。
 サスペンションコントロールアームへ硬質ブッシュ装着をみかけますが、IMPSでは採用していません。

IMPS強化ラテラルロッドのピローブッシュも定期交換。
左右でネジの方向があります。片方は逆ネジです。ピローとボディー部はAssyです。
金属ブッシュはすり減りますが、ステアリング応答性がダイレクトになるので欠かせないのです。

作業はつづく〜