スキップしてメイン コンテンツに移動

JB23W-6型 ジムニーメンテナンス

JB23W-6型、初年度から13年経過中のジムニーメンテナンスを提案。ヘッドライトレンズユニットが劣化しレンズ曇りが発生。また、ヘッドライトユニット取り付けステーもABS樹脂製のため劣化。早期にユニット交換することで目の輝きが蘇りします。予算によってはレンズ研磨も可能ですが、新品レンズ同様の透過性復帰は状態により点検が必要です。
交換されたレンズユニット。ジムニーフロントフェイスの輝きで重要な部分。

 リアサスペンションを点検。ラテラルロッドの曲がりを確認。オフロードにて障害物にヒットした痕跡があり、曲がりの要因と判断。

 強化ラテラルロッドJB23W(シルクロード製)に交換。ブッシュはゴムタイプ。パイプ肉厚があり信頼性は高いです。長さ調整部は左右ブッシュアイレットのスレッド(ねじ)にて行いますが、長さを短くする調整範囲に少々ゆとりが少ないです。

 リアサスペンションアームブッシュを全て交換。交換されたブッシュ。
ブッシュはアクスルを接続する部分です。アクスルのねじれ量によりゴム消耗があります。
定期的にブッシュを新品へ交換することで、アクスルのバインディングをノーマル適正な状態に復帰し、操縦安定性を確認。

 オルターネータ&ウォーターポンプベルトを点検。ベルトの亀裂を確認。

 オルターネータ&ウォーターポンプベルトにテンション調整を行うアイドラーベアリングを点検。ベルト接触部分が摩耗。ベアリングも摩耗。摩耗が進むとベルトを適正にテンションできなくなります。オルターネータの発電とウォーターポンプ駆動に影響があるので定期的に点検交換を勧めます。

フロントディスクブレーキローターを交換。ブレーキパッド当たり面が摩耗。段付き摩耗とレコード盤傷摩耗を確認。交換に際して、ブレーキパッドの当たり調整のためディスクブレーキとブレーキパッドはセットで交換としています。試走してブレーキ慣らし当たりを出します。

ジムニーメンテナンスを定期的に行うことが大切です。