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JA11-2型 リアARBエアーロッカー搭載の駆動系の修理

ARBエアーロッカー初期モデル搭載のリアデファレンシャルギアのドライブべベルギアであるピニオンギア破損修理が完了。適正なギアバックラッシュ調整を行い、ピニオンギアとリングギア交換により、不快なギア欠損の異音も無くなりました。

 付随する交換作業では左右ドライブシャフト。スズキ純正部品により新品交換です。

 写真上・左ドライブシャフトスプラインが捻れています。
写真上・右ドライブシャフトスプラインが捻れています。現行品ドライブシャフトではスプラインが長く切られています。
スプラインの捻れはドライブシャフト折損のはじまりと推測しています。点検することで、折損前に修理することができます。

デファレンシャルキャリアも交換。新規にARBエアーロッカーのエアーホース取り出しフィッティングを加工。
 NPTネジのフィッティング。テーパーネジは全て締め込んではいけません。テーパー部で密閉するねじです。テーパーねじがハウジングと密閉しデフオイルが外部に漏れないのです。タップ切りのミスは許されません。

クロスカントリー走行が多い場合は駆動系のメンテナンスは大切なのです。