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4つの要素が良いんです。メンテナンスメニュー

初夏の陽気がどんどん駆け足になっていきますね。
クロスカントリーサマーシーズンも、もうすぐです。
夏に入る前にはメンテナンスをお勧めします。日頃のメンテナンスより少しだけ余分にメンテナンスしておきたいですね。
夏本番までまだ時間ありますが、メンテナンス序章第1章なわけです。

定番!エンジンオイル交換とオイルフィルター交換
4x4IMPSでは長年MOTUL取扱店であり、2010年度MOTULオイルエキスパートを取得致しました。どのようなシーンでMOTULエンジンオイルを使うかなどの講習を受けユーザーさまにアドバイスする手助けになるカリキュラムです。今回も、エンジンオイル交換で使用するのはMOTULクロノ300V 10W40です。
オイルフィルターはスズキ純正パーツをIMPSは使っています。エンジンオイル交換毎に必ずオイルフィルターは交換しましょう。
MOTUL クロノ300V ¥11,235 (作業工賃、オイルフィルター、廃油処分込み)

スパークプラグ点検・交換
エンジン燃焼室に流れ込んだ空気と燃料へ火をつけます。プラグの細かいところに燃焼によって生成されたカーボン、スラッジが堆積します。番数を確認して交換しましょう。何度も同じスパークプラグを付けたり外したりしているプラグはプラグガスケットがすでに再使用不可能となっています。交換する事で、燃焼室吸入圧縮が適切に行われ良い混合気に火花が飛びます。NGK スパークプラグ各種¥1,575~2,415 作業工賃/¥4,000



エアーフィルター点検・清掃・給油
エアーフィルターはノーマルであれば清掃し汚れが酷ければ交換となり、チューニングされているエアーフィルター湿式タイプであれば洗浄して給油です。洗浄は金属の容器に専用の洗浄剤を用いてジャバジャバします。やみくもにジャバジャバではなく、汚れが下へ下へ!落とすように意識しながら振ります。写真は湿式フィルター洗浄前で左が内側。右が外側になります。マクロ撮影で見ると付着物がよく見えますね!虫の死骸やら土埃やらで、見たくないな!



洗浄後、圧縮空気で余分な洗浄剤を飛ばし乾かします。完全に乾いたら給油です。写真は湿式フィルター洗浄前で左が内側。右が外側になります。MOTULエアーフィルターオイルを使用します。非常に手軽で防塵性に優れたオイルです。また液ダレが無く、最適な量を塗布することができます。塗布後はエアーフィルターが冷たくなり表面はわずかに凍ります。完全に常温近く乾かしたらエンジンのエアーサクションパイプへ取り付けます。MOTULエアーフィルターオイル/¥2,205 洗浄給油作業工賃/¥2,100


インジェクタークリーニング
インジェクタークリーニングはこれまで認識の薄かった部分であり、診断機器を導入したことで手軽に安全に噴霧パターン、噴射量を測定、目視点検できるようになりました。スパークプラグ同様インジェクターはいつも過酷な環境に置かれています。エンジンからの熱によりインジェクター内部に残留した燃料が乾くと、燃料内の成分のなかの燃料添加剤などがヤニのように内部を固着させたり、燃料が通過する通路に密着し、適切にインジェクターが開閉しにくくなり燃料噴射量や噴射パターンを変えてしまい、エンジン各気筒の燃料と空気の混合比がバラバラになってしまい最適な爆発燃焼がしにくくなりパワー不足を感じたりします。また、燃料補正はエンジンコンピュータが制御します。エンジン回転数、吸入空気、スロットル開度、空燃比、水温、などなどをセンサーで電気信号に変換し、各インジェクター噴射量を決め、排気ガス中の空燃比をチェックしながらいつも良い理論空燃比に近づけるように学習燃料調整補正を行っています。学習燃料調整補正では基本補正である各インジェクター補正と3本(660cc)のインジェクターによる燃焼の合計の空燃比の平均値で補正してあげていますので、各インジェクター噴射量に大きなばらつきがあると平均値も乱れ、補正具合もばらつきはじめ、最適な爆発が得にくくなります。インジェクター本体の持つべき本来の噴射量をクリーニング診断することで、コンピュータの制御もしやすくなるかとおもいます。(端折った文で申し訳有りません。短い文章で、、、、って難しすぎます)車検の際に合わせてご利用するメニューもとても有効的です。
インジェクタークリーニング 例)JB23W ¥20,475 / 3本
作業工賃 ¥4,200(スパークプラグ交換時)


エンジン関係のメンテナンスメニューでした。良い潤滑・密閉・洗浄作用のエンジンオイル。良い火花のスパークプラグ。良い混合気のインジェクタークリーニング。これでクロスカントリーへGoです。