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9月, 2025の投稿を表示しています

JB23W-9型の車検分解整備

お客様より車検分解整備のご依頼をいただき、整備後、車検に合格いたしました。他店ではタイヤの出幅超過のため入庫不可とのことで、当店にご依頼いただいたとのことです。当店でも軽自動車タイヤは見出し状態では入庫はお断り致します。改善のご用命でしたら入庫可能です。 軽自動車検査において、タイヤのはみ出しは不合格項目となります。そのため、車検分解整備の際にタイヤを適正サイズに交換し、問題なく車検に合格いたします。検査不合格の状態に戻すことは避けるべきです。また、ステアリング振れが発生しているとのことです。IMPS整備履歴を確認したところ、ハブオーバーホールは実施済みですので、タイヤのコンディションとセッティングが要因として考えられます。適正サイズにタイヤセッティングを行い、様子を見ていくことをお勧めいたします。ジムニーは大径タイヤセッティングを採用することが多いですが、闇雲にタイヤを大きくすれば良いわけではありません。タイヤ重量も増加するため、セッティングのための適正サイズを推奨いたします。

JB64WヘIMPSリヤ・サスペンション・コントロールアームをセッティング

JB64Wのリヤサスペンションセッティング向上を目的とし、IMPSリヤサスペンション・コントロールアームを新たに発売いたします。本製品は、肉厚のあるパイプ形状をピボットから2本重ねて溶接し、アクスル側にはガゼットも溶接することで、非常に強固なアームを実現しています。カラーはガンメタリックのみとなります。ブッシュは圧入済みで、バインディングも考慮したブッシュセレクトを採用しています。リヤサスペンション・コントロールアームは、サスペンションセッティングにおいて、特にダンパーの働きを大きくし、車高アップによってダンパーストロークも増やすため、コントロールアームに加わる力も増大します。そのため、アームには高い剛性が求められます。横力がかかるコーナリング時や加速時のトラクション、サスペンションストローク時のアクスルの捩れを正確に捉えることはもちろん、オフロード走行を想定した対障害物の強度も必要となります。 リヤブレーキに、放熱フィン付きブレーキドラムの新製品が登場いたしました。鋳鉄製を採用しており、制動時の熱ひずみを抑え、安定した制動力を発揮いたします。また、ブレーキシューライニングの当たり面も安定しており、長寿命化を実現いたします。ブレーキドラムは定期交換部品ですので、交換時期に合わせて採用することが可能でございます。 フィン付きブレーキドラムは、ジムニーJB23W、JB64W、JB74Wに適合いたします。外観表面は砂型地のまま残されており、表面積を増やして放熱効果を高めていると考えられます。表面処理はメッキ処理が施されており、ある程度の防錆効果も期待できます。 合わせて、タイヤ交換のご依頼を承りました。タイヤはヨコハマタイヤ・ジオランダーMT/G003・6.5R16を採用いたします。トレッドの溝が少なくなっており、マッド&スノータイヤのスリップサインに近づいておりました。タイヤは、長期間使用すると性能が低下するため、一般アスファルト道路の使用においても定期的な交換をお勧めいたします。タイヤは新品の状態が最も性能を発揮いたします。 トレッド面のブロックパターンは、摩耗が進むとブロックごとに設けられたスリットも消失します。ブロックパターンのスリットが設計されているタイヤであることから、その機能を最大限に活用したいですね。

JA11V-AT タイヤ交換

JA11V-ATの車検分解整備で、ジオランダーMTタイヤを点検したところ、サイドウォールに亀裂があり経年劣化もあり交換しました。同じメーカーのジオランダー X-AT/195R16を使用状況に合わせてお薦めしました。アスファルト路面から林道未舗装路ラフロードほどまでで良いと思います。アスファルトは4x4タイヤの中では良いグリップを生む変形具合を感じます。静粛性も高く快適です。