JB23-9型の基礎メンテナンス エンジン廻り、シャシー下廻り、ブレーキ、灯火類を点検。各部大きな異常は無く、良好な状態を保っているJB23Wです。ブレーキディスクパッドが消耗。残り4.5mmとなっており、次回の交換まで残量が足らなくなる可能性があるので交換です。 ブレーキディスクローターに異常摩耗は見受けられず当たり面も良好なので再使用。 オートマティックトランスミッションのATフルードを交換。JB23W-9型以降はATオイルレベルゲージのパイプレイアウトが変更されており、ATフルードチェンジャーの吸い込みチューブが挿入出来ません。オイルパンよりドレーンボルトを外しオイルを抜き取ります。抜き取り量を計量しておきます。冷間時で純正規定量でしたが、やや少ないと思います。 JB23W-5型〜10型のATオイル交換では、定期的なATオイル交換はオイルパンに入っているオイルを交換していくことを推奨しています。走行距離数によっては、オイルパン内のマグネットを交換もしくは清掃と、ATミッション・オイルストレーナー交換を推奨しています。 ATフルードは、MOTULマルチATフルードを採用しています。 ATチェンジャーは古いです。ですが、循環交換も対応しています。JA11-ATが発売当時に導入した古い機器ですが、機材はクリーンに管理しているので良い仕事をしてくれます。 交換後の試走では9型ATのポテンシャルを引き出せたと手応えがありました。ストールポイントが変更されているのかと。シフト操作はゲート式シフトです。面倒ですが、1速、2速、3速、Dレンジとエンジン回転数をコントロールしつつ手動シフトアップダウンをすると楽しく乗れます。