減衰力の復活 お馴染みのツインチューブ式低圧ガスショックアブソーバーは交換タイプです。 IMPSサスペンションキットに採用し愛され続けているツインチューブ式低圧ガスショックにも当然ショックオイルが使われています。ノーマルショックよりもオイル量を増やしているセッティングにより減衰力をリーズナブルな価格で実現していますが、やはりオイルなので劣化します。このタイプは非分解式ショックアブソーバーのためアッセンブリー交換となります。 普段は見えないところに 左側の写真が約130,000Km走行でオフロード林道走行、クロスカントリー走行も多く走行。 右側は新品ショックオイルの淡褐色透明の色相。 すいぶん、色は変わるものですね。 ショックアブソーバーのなかのオイルへは様々な異物が混入します。目には見えない極小さな泥や砂、塵や水分かなと思います。そして、ショックアブソーバーが熱変換器である以上は熱の影響でオイルが劣化します。(熱による影響で色相が変わるのかはわかりません) エンジンオイルをチェックするようなレベルゲージがショックアブソーバーにあるわけではないので、オイルの劣化具合の判断は操縦性や安定性をみて判断しますが、距離数や取り付け後年数などからの経年劣化でもおおよその判断がつきます。 先日、お客様がショックアブソーバーのヴァージョンアップをしたので、今まで取り付け使っていたツインチューブ低圧ガスショックのオイルの状態を見ておきました。 見るためには再使用不可能となります。 ショックオイルのおおよその視覚的イメージになればと思います。 アッセンブリー交換ですが、オイル交換も含めてのことなのでメンテナンスは重要ですネ!