JB64W-3型のタイヤ&アルミホイール・セッティングに始まり、サスペンションセッティング、IMPSアルティメットL.S.Dリヤをセッティング。タイヤはヨコハマ・ジオランダー・X-AT/195R16をセレクト。アルミホイールはハイブリッジ1st・ハイピークJ-01/VWH(ビンテージホワイト)16"x5.5J +20。 フロントサスペンションはIMPSフロント・コントロールアーム(ブッシュ込み)と強化ラテラルロッド(ゴムブッシュタイプ)をセッティング。コイルスプリングとダンパーは、モトレージ20mmアップ・コイルスプリングとビルシュタイン・モトレージ・スペシャルダンパーのセット。 リヤサスペンションは、ノーマルサスペンションアームとしながらも、ブッシュはバインディングセッティングを施しました。20mmアップ・コイルスプリングの設定はリヤラテラルロッド傾斜角を大きく補正しません。アクスルの接続位置も変わらないため適正なレスポンスとなります。前後バネレートバランスとダンパー・バルビングがとてもニュートラルで、通常走行時のJB64W特有の不要なロール量がバインディングセッティングにより最適化されるため、正確にダンパーが制御することにより、乗り心地が安定します。速度を上げ、コーナーリング姿勢に移行していくドライビングに入ると、イメージする走行ライントレースを描きやすいです。荷重移動はしっかり丁寧に行えば行うほど、安定したコーナーリングパワーを引き出せます。ジムニーだから、4輪リジットアクスルだから、こんなものだろうと意識せず、適正なサスペンションセッティングチューニングをすると、リジットアクスルでも次元が高められるから面白いのです。よりオフロード走行性能を上げるチューニングも可能な事も面白さが倍増していくのです。 駆動系はリヤデファレンシャルにIMPSアルティメットL.S.D・タイプ1をセッティング。タイプ1はLSDプレッシャーアングル65度/2WAYとしているので、アクセルのオンオフで素早いLSD作動とタイヤが1輪浮いてしまうクロスカントリーシーンで素早く作動するためLSD効果が途切れることなく、駆動力を配分・伝達します。安定したトラクションがあるため、スタックする可能性が少なくなり走破性が上がります。オンロードでも素早いLSD作動であるため、コーナリング時の荷...