吸排気ポートの研削と研摩のチューニングを行いました
K6Aジムニー最終型のシリンダーヘッドはマイナーチェンジを重ねてきた最終型。冷却水通路もポート形状も最適化されてきたヘッドです。それでも、大量生産品には変わりないため、ポートの段付き形状や、空気の流れを阻害する表面処理になっているため、スムーズな形状にすることを提案したところ、快諾いただきました。燃焼室エリアから覗く吸気ポート。バルブガイドは材質変更で後交換になります。
研削研磨前。作業前はカーボンスラッジなどの汚れは洗浄しておきます。
研削研磨後吸気ポート
吸気ポートをインテークマニホールドから。インテークマニホールドは1ポートで、ヘッドポートで2ポートに分かれる形状です。センターの隔壁形状もややエッジを立てました。もっと鋭利にしても良いとおもいますが、走行シーンを考えノーマル形状を出来るだけ踏襲することにしました。
作業前の排気ポート。
エキゾーストマニホールド側から。インテークマニホールドとは逆に、燃焼室エリアから2ポートで、エキゾーストマニホールドで1ポートになっていきます。排気ガスが通過するので、表面はスムーズにしたほうが流れもよくなります。
作業は続く、、、