JB23W-5型 20万キロ走行でラジエータ水漏れ
定期的に冷却液のメンテナンスを行なっており、リザーバーの液量を日頃チェックしています。エンジン外観からも水漏れを点検してきています。ラジエータを点検してみると、アッパータンクとロアータンクのフィンチューブの接合部から冷却液が滲むように漏れていました。
樹脂製パーツのため、経年劣化により気密性が保たれなくなったためです。冷却液減少によりオーバーヒートを引き起こすことは当然ながら、冷却液が無くなってしまえば、水温計は作動しません。圧力は基準値では0.9Kpaで、液漏れが発生しているとエンジン冷却系統の圧力低下となり、冷却液沸点が下がり、エンジン水温上昇に繋がる要因です。
数々のオフロードへ赴いた時の泥が冷却放熱フィンに堆積していました。小まめにエンジンルームの洗車は欠かすことのできない日常点検だと言うことがわかります。オフロードやクロカン走行があるから汚れや洗車を疎かにすることは違います。各部を日常的にチェックする習慣がとても大切なのです。