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面白さが変わる


この写真お気に入りなんです

ロケ地は富士山の麓のフジガネオフロードコース。コースセクションはジムニーに手頃な石が敷き詰められた道。こう配もあります。車速は助走から始まりこう配の終わりまでで、約15km/hから約20km/hくらいと記憶しています。
JB23でスタートダッシュを効かせて、そのままアクセル全開というのがロケ中の話でした。
撮影前のドライバーは雑誌ライターさん。もうお判りかと思いますが、はじめは信じられなくてアクセルをONに出来なく、あえなく途中でスタック。
ダンパー(ショックアブソーバ)の性能を身をもって一瞬で知ることになる、、、とお伝えし、リトライ。走行を終え、降りてくると拍子抜けした表情。路面に何かありましたっけ?(笑)と、、、そして、車体の挙動を写真に収めて下さりました。

IMPSゼロラインサスキットによる、ダンパーの高性能化。ダンパーのセッティングにより、従来のダンパーで無駄にしていたトラクションを前進させるための力に変換していると、、、おもわず、ニヤリとしてしまいますね。

面白いように舵がはいる

セッティングテーマは操ることの楽しさ。操る事の楽しさってこれなんだよねっ!走っていると次々に走行ラインが見えてくる。頭で考えそれを動かす。面白くて冷静でいられなくなりそうな気持ちも抑えてね。片輪が路面から離れた一瞬でもコントロール。瞬間的にダンパーが一気に仕事をしてくれる。衝撃エネルギーを熱へと変換する。これと同時に車体の挙動やタイヤのグリップを油圧制御。初めは何が起きたのか?とおもうほどの一瞬。瞬きよりも早い。
別の日にオフロードにて僕は助手席に。IMPS代表がドライバー。路面は硬く締まった何本もある轍。185/85R16のタイヤを履いて、轍の高さはホイールの半分とまではいかないが、轍を乗り上げるのはなかなか手強い高さがあった、、、この時は車速が約50~60kmほど出ていたのだろうか、、、轍に沿って快調に速度を上げていく。すると、おもむろにその手強そうな轍を蛇行スタート!
さすがに僕もこれはやり過ぎだとおもった、、、しかも、ステアリングは右に切り、左前輪を勢い良く、その轍に当て始めた、、、フロントガラス越しに硬い締まった轍のエッジが目に飛び込んだ。
その瞬間、、、面白いように舵がはいるな〜と。


クロカンも

きちんとストロークするのかは大切です。モーグルのような地形でもストロークする速度は速く、ここでも高次元のダンパーは違う。オイルを動かすための仕組みがあります。

上に飛ぶのでなく、前に飛ぶ、、、着地からの立ち上がりは、、、アブナイ面白くなりすぎる

着地にはものすごいエネルギーを瞬時に変換しなければなりません。それだけの仕事の出来る寸法や形式のダンパーでなくてはなりません。ダンパー以外に準備することも沢山あります。IMPSゼロラインサスキットでは収束できる範囲で止めておきましょう!
この時も雑誌の取材時でしたが、すでにオフレコでした。何事も無くこの日は撤収。
これもまた、別の日の取材でオフレコで、、、こんどはあそこも一気に飛べそうかな、、、と。これを目撃したのは僕と某ライターさん。外で見ていた2人は、、、着地した瞬間、ウ〜ん?お尻が引っ掛かった、、、あ、、、そんな雰囲気でした。
その過激すぎる写真も撮影していたそうです。
4X4MAGAZINEさんより拝借致しました。http://www.4x4magazine.co.jp/special/710/へ


*写真を見て真似をしないで下さい。責任は一切負いません。また、コース内ではルールとモラルと安全を守って楽しみましょう。
*文中、正確な速度ではありません。おおよその目安とお考え下さい