JB23W-6型の車検分解整備およびステアリングロッドジョイントの交換を実施いたしました。
ステアリングギヤボックスとステアリングナックルを接続するリンクロッド端のジョイントを全て交換いたしました。リヤ側のロッドは曲がっていました。先代のJA22Wモデルからフロントデフがリバースローテーションとなり、ステアリングロッドリンケージの取り回しはステアリングギヤボックスから左ステアリングナックルにジョイントを介して接続され、左ステアリングナックル後部から右ステアリングナックル後部へジョイントを介してロッドが接続されます。左右ナックル間のロッドのレイアウトはフロントデフ・コンパニオンフランジ直下となります。この部分はオフロード走行時に障害物に接触しやすいため、注意が必要です。車高を上げてもデフやアクスルの位置は地上から変化しません。デフやアクスルの位置はタイヤの外径によって変化します。現行ジムニーでも同様にサスペンション変更でストロークアップは可能ですが、デフの最低地上高はタイヤ外径差でしか変化しないことを念頭に走行すると良いでしょう。
車検分解整備は問題なく検査に合格いたしました。次回は時間を要するエンジン整備の予約もいただいております。