スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2024の投稿を表示しています

JB64WへIMPSゼロラインN1・サスペンションセッティング

 JB64WのLSDとローギヤーセッティングに続き、サスペンションセッティングの追加を頂きました。IMPSゼロラインN1サスペンションキットを装着。約50mmアップ車高となり、構成パーツがサスペンション性能を引き上げています。 車高アップはとてもバランスの良い車高と考えています。サスペンションセッティングは走行中のタイヤのトラクションに直結します。JB64Wの高剛性フレームとボディーもあり、サスペンション性能セッティングは重要度を増しています。

JB64WへIMPSアルティメット・リヤ・LSDとLowギヤーセッティング

購入したてのお客様のJB64WへIMPSアルティメット・リヤLSDの装着とトランスファーLowギヤーセッティングを行いました。駆動系統をセッティングすることにより、4x4悪路走破性向上となります。 IMPSアルティメイト・リヤLSDの組み込み。今回は走行距離もほぼ無いので、デフの状態は問題ありません。LSDの組み付けではリングギヤバックラッシュ調整を適正に行います。 新タイプのLSDケースとなっています。ケースフランジの形状がリングギヤとはめ合いが高くなりました。(写真上)わずかでも最適化は予定無く行われていきます。 旧モデルのデフケース(写真上)ディスプレイ用のカットモデルです。 LSDオイルは専用LSDオイルとなります。デフの馴染みは通常走行を行い、定期LSDオイル交換を推奨しています。おおよそ5000~6000km走行毎、(セッティングや使用状況によっては異なります) トランスファーへLowレンジローギヤーをセッティング。4x4シフトのLowのみです。 組み付けでは研削加工を行います。 ミッションジャッキを用いるので、作業性も向上しました。取り付け後はシフトを確認。レバー式のため、Lowのシフトが入りにくいのはノーマル状態でも同様です。Lowレンジシフトはしっかりシフト出来たかを停止状態で確認してから走行するといいです。駆動系のチューンアップは悪路走破性能に直結します。走行頻度によっては走行負荷も多くなるため、トランスファーオイルも定期的な交換を推奨します。こちらもデフオイル同様5000~6000km毎、走行時間や経過日数にもよりますが、1年毎のオイルメンテナンスとして、IMPSでは良質なギヤオイルをお勧めしています。

JB23W-10型 ターボチャージャーのメンテナンス

走行距離と稼働時間が経ち、ターボのメンテナンスとなりました。右側のMSK6-06スポーツタービン装着セッティングしていました。(現在は廃番部品)タービンからわずかなオイル漏れの痕跡があったため、ターボオーバーホールとしました。エンジンにはトラブルは無いです。ターボをオーバーホール作業中は左側のノーマルリビルトターボをセッティングします。 ブースト圧はセッティングして変更しています。タービンは常日頃MOTUL300Vエンジンオイルを用いているので、ダメージはとても少ないのです。ターボの潤滑はエンジンオイルで行うため、オイルメンテナンスがとても重要なのです。ですが、オイルが滲んで漏れてきてしまうのは、ターボ内部のベアリングやOリングの劣化や、ターボ内部のシール構造が圧力シールとなっているので、吸入側と排気側の圧力バランスが不安定になり、ターボからオイルパンへスムーズに落ちていきにくくなっているのかなとも考えられます。エンジン内のクランクケース内の圧力が高い場合も同様です。ターボのメンテナンスは故障する前に行い、エンジン本体のトラブルを起こさせない重要な整備です。 ノーマルターボを装着。 ターボは専門オーバーホール業社さんにお願いしました。社外改造ターボの扱いとなるため、保証は適用されません。 センターハウジングが点検され交換となりました。 出来栄えはとても丁寧に組み上がっています。  加熱使用後の排気ハウジングのフランジの面研磨もとても精度が出ているとおもいます。 交換された消耗パーツ。ベアリングやOリング、ターボの内部部品は細かいパーツが多くあります。タービンの回転バランスの適正化なども行われ、装着後試走が楽しみです。