JA11 M/TにJA22のトランスミッション搭載にてトランスミッションオーバーホウルとクラッチ交換でした。組み付けにはREWITEC G5ギアコーティング剤(別途)をオイラーに混ぜて組み付け。トランスミッションオイルへREWITEC G5ギアコーティング剤給油。トランスファーギアボックスにも合わせて給油。 トランスミッションベルハウジングはクラッチディスクのライニングが摩耗粉となって堆積。クラッチレリーズフォークやクラッチレリーズベアリングの摺動面に入りこみフォークブッシュやフォークシャフト、ケースを摩耗させてしまいます。 洗浄油にて綺麗に洗浄したのち点検。当たり面修正と品質の良い化学合成100%のグリースアップを行いスムーズな動きに戻します。 クラッチペダルの重さはケーブル式のためペダルに重たさを感じやすいと思います。ペダルの重さが異常の場合、クラッチレリーズフォークが折損する可能性があります。クラッチも切れなくなります。ケーブルも破断する可能性があります。定期的なクラッチオーバーホウルが大切です。 ダイキンクラッチ エクセディー強化クラッチカバーとディスク装備のため、同製品へ交換。強化クラッチカバーはダイアフラムスプリングガ強化されて圧着力が高くなります。クラッチカバー軽量化となり回転レスポンス向上。クラッチディスクは熱に強いライニングになっています。動力をミッションへ伝達させる反応が良くなります。 ジムニーの半クラッチ多用には向いていません。クラッチケーブルの調整は強化品に合わせて調整しなければなりません。 試走後、作業完了となりました。