スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2月, 2015の投稿を表示しています

ジムニー純正部品 〜その13〜

JA11イグニッション・コイル こいつが壊れたってケース、滅多に聞きませんが、、、 点検してみると良いでしょう。 一次コイル抵抗値 1.48 二次コイル抵抗値 12.6 k 規定値から外れている場合は交換です。 純正イグニッション・コイルの中にオイルが入っているのです。ディストリビューターへ出力する部分(プラグコード)の奥にマイナスネジが見えます。Oリングでパッキンされていて、緩めたり外したりするとオイルが出てきます。 イグニッションコイルを手で持って振ってみると、チャポチャポ音が聞こえます。 どういった役目でオイル封入式なのか勉強中です、、、絶縁?冷却するため?振動を減衰させるため? JA11 イグニッションコイル ¥5150 / 1個(税抜き)

フロントホイールハブ・ベアリング&キングピン・ベアリングのオーバーホウル

タイヤ回転、操縦安定させるために ここのところ作業が続きます。4x4IMPSではお客様の整備履歴が全てあるので、追ってみます。そのデータベースにない場合ももちろんあります。分解していくと、、、 これではまともなセッティングにはなっていない可能性がある なにか妙な傷がある。ホイールハブ・ベアリングに適正なプレロード(起動トルク)をかける調整ナットで、多くのユーズド・ジムニーにこの妙な傷を見たことがあります。推測してみたところ、、、 調整ナットを取り外す際に、プライバーやタガネのような物で打撃を与えたのではないかと思われます。この調整ナットのサイズは少しだけ特殊でSST(スペシャルサービスツール)が必要な箇所です。適正なSSTを使用しておれば、このような傷は付きません。 なのでO/H以前は適正なプレロードでセッティングしていたか疑問です。O/H前のホイーハブ・ベアリングプレロードは「0」に限りなく近いくらいの値でした。また、調整ナットとベアリングの間のワッシャーも異常磨耗しておりワッシャーも交換です。 早期発見でスピンドルやハブASSYに深刻なダメージが少なく、パーツ代金が膨らまず済み良かったです。 そんなキングピン・シムの調整中 調整用シムを組み合わせ、バネ秤をかけて基準値の起動トルク、プレロード1~2kgに合わせていきます。ナックルオイルシールは取り付けない状態です。おおよそであらかじめ調整シムを入れておき、 減らして調整します。こうしないと、、、キングピンベアリングに無理な初期の負荷が掛かってしまい、せっかくの新品ベアリングが損傷する可能性があるためです。キングピンに負荷を掛けていく際はボルトを締めますが、プレロードを掛けたらキングピン・ベアリングを動かし、これを繰り返し手応えを見ながら調整していきます。 新調しました ベアリング・パッカーです。JA11ジムニーなどのホイーハブ・ベアリングはテーパーローラー・ベアリングでローラーとベアリングレースの間にグリースを込めます。4x4IMPSでは工具は潤沢に用意していますが、なぜがベアリング・パッカーがありませんでした。ペール缶でグリースを使っていないのもあります。普段は手で入れていて意外とコツが要ります。コネるのが上手いと手がグリースまみれにはなら